KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

悔しさは残りますが、日本代表としてはとても良いW杯でした。 #daihyo

ベルギー対日本を実況したNHKの鳥海アナが、試合の後にこのようにコメントしていました。もう、まさに自分の気持ちと同じで、さすがだなと思いました。

 

 

ざっと試合を振り返ると

試合展開として、2得点したわけですから、プレーしている選手も監督も、そして応援している人も、みんな「勝てる!」と思ったはずです。

 

そこから立て続けに2失点し、後半ATに逆転されるという、非常に悔しい終わり方でした。まさかベルギー相手に2-0になる展開なんて、予想だにしないです。

 

もしかすると、選手、スタッフも「え、2点先制?」と少々驚きの展開だったのではないでしょうか。ベルギーにしてもまさかの2失点だったはずです。

 

そこからマルティネス監督の動きは早かったです。メルテンスに代えてフェライニ、カラスコに代えてシャドリ。

 

フェライニ投入は、明らかに身長の優勢を活かそうという手段でした。1点目はフェルトンゲンのヘディング、2点目もこれまたフェライニによるヘディングです。日本は高さに弱いということを露呈しました。

 

そして3点目は、日本のCKを回収したデ・ブライネから始まったカウンター。見事なカウンターでした。

 

試合後、泣き崩れる日本の選手たち

試合が終わると、いつもであれば早々に監督のインタビューが始まりますが、この時は西野監督がしばらくピッチを眺めていて、なかなかインタビューエリアにやって来ませんでした。

 

先に長谷部がインタビューに応じましたが、なかなか言葉が出てこず、気持ちの整理がついていませんでした。その後、西野監督のインタビューが始まりましたが、長谷部以上に言葉が出てこなかったようで、呆然としていました。

 

原口と川島の涙で私ももらい泣きです。まあこういう時は、泣いて気持ちを解放する方が良いです。長友は4年前に号泣した時と違って、今回は比較的スッキリとした表情でした。

 

ブラジル大会の時は、「あっという間に終わってしまった」とあっけない終わりに号泣していた長友。おそらく力を満足に出す前に3試合終わってしまった、という気持ちだったのでしょう。

 

今回は大会前から金髪にして、とにかく悔いのないようにする、という気持ちを長友から感じました。それを十分に感じるGL、そしてベルギー戦でした。

 

何回かに分けて、このベルギー戦を振り返ってみます。ひとまず、簡単に試合と試合後の選手の様子を書きました。