ベルギー対日本を実況したNHKの鳥海アナが、試合の後にこのようにコメントしていました。もう、まさに自分の気持ちと同じで、さすがだなと思いました。
鳥海アナの「あのコロンビア戦の勝利から2週間、なんと幸せな2週間を過ごさせてもらったでしょうか。また4年後に、さらに至福な瞬間が訪れることを願いたい」って、本当に素晴らしいコメントだと思いました。日本代表、ありがとう!十分よく頑張ったと思います。 #daihyo
— Koji Haruna (@k_haruna) 2018年7月2日
ざっと試合を振り返ると
試合展開として、2得点したわけですから、プレーしている選手も監督も、そして応援している人も、みんな「勝てる!」と思ったはずです。
そこから立て続けに2失点し、後半ATに逆転されるという、非常に悔しい終わり方でした。まさかベルギー相手に2-0になる展開なんて、予想だにしないです。
もしかすると、選手、スタッフも「え、2点先制?」と少々驚きの展開だったのではないでしょうか。ベルギーにしてもまさかの2失点だったはずです。
そこからマルティネス監督の動きは早かったです。メルテンスに代えてフェライニ、カラスコに代えてシャドリ。
フェライニ投入は、明らかに身長の優勢を活かそうという手段でした。1点目はフェルトンゲンのヘディング、2点目もこれまたフェライニによるヘディングです。日本は高さに弱いということを露呈しました。
そして3点目は、日本のCKを回収したデ・ブライネから始まったカウンター。見事なカウンターでした。
試合後、泣き崩れる日本の選手たち
試合が終わると、いつもであれば早々に監督のインタビューが始まりますが、この時は西野監督がしばらくピッチを眺めていて、なかなかインタビューエリアにやって来ませんでした。
先に長谷部がインタビューに応じましたが、なかなか言葉が出てこず、気持ちの整理がついていませんでした。その後、西野監督のインタビューが始まりましたが、長谷部以上に言葉が出てこなかったようで、呆然としていました。
原口と川島の涙で私ももらい泣きです。まあこういう時は、泣いて気持ちを解放する方が良いです。長友は4年前に号泣した時と違って、今回は比較的スッキリとした表情でした。
ブラジル大会の時は、「あっという間に終わってしまった」とあっけない終わりに号泣していた長友。おそらく力を満足に出す前に3試合終わってしまった、という気持ちだったのでしょう。
今回は大会前から金髪にして、とにかく悔いのないようにする、という気持ちを長友から感じました。それを十分に感じるGL、そしてベルギー戦でした。
何回かに分けて、このベルギー戦を振り返ってみます。ひとまず、簡単に試合と試合後の選手の様子を書きました。