KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

秋田豊の「みんなのごはん。」が面白いです。やはり人は皆、心が折れる時期があるのだ。

ぐるなびがやっている、「みんなのごはん。」というサイトがあります。ここで、定期的にサッカーに関わる人が登場して、色々なことを話してくれます。今回は、元日本代表の秋田豊さん。

 

 

結構な長文ですので、電車に乗っている時など、時間のある時に読んでみて下さい。個人的に良かったのは、五輪の強化選手に選ばれていたけど、指導者が変わり、呼ばれなくなった時にどうしたか、というところです。

 

ところがそのタイミングで、山口芳忠監督の上に横山謙三総監督が就任して方向が変わり、落とされちゃったんですよ。そのときは「オレどうしたらいいのかな」って本気で途方に暮れましたね。それまでで一番やる気になったときに、足元をすくわれたというか。

 

やはり、人間誰しもこういう時ってあるんだなと。そんな時、秋田豊さんの場合ですと、助けてくれたのは友人でした。その部分がとても細かく書かれていて面白いです。

 

これからどうしようかと思ってたら、高校時代の同級生が2浪して同じ大学に入ってきたんです。そいつが、「オレ、パワーリフティングで学生チャンピオンになる」って言い出して。話聞いて「まさか」ですよ。「そんなお前……でも、いいや、じゃ一緒にやろうか」って。

 

となりにとても頑張る友人がいたことで、秋田豊さんも頑張ることができたと。今でも親友であると書いています。

 

ちなみに、秋田さんって愛知学院大学出身だったのですね。私は出身大学ではありませんが、結構知り合いが多かったので、馴染み深い大学です。

 

気持ちを切らさずに頑張っていれば、報われることもあるよ、ということを示してくれているコラムですね。