KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

「横道世之介」という映画。

僕はユナイテッド・シネマ浦和の会員カードを持っているのですが、6回鑑賞すると1回無料になるんですよね。年末に2本鑑賞したので一気にポイントがたまり、無料で一回鑑賞できる権利を持っていました。最近はサッカーばかり見ていたので、映画には疎くなってしまったのですが、一つ気になる映画がありました。それが「横道世之介」。ちょっと変なタイトルですよね。



何でこの映画を選んだかというと、監督です。沖田修一です。過去の作品は「南極料理人」、「キツツキと雨」。2つともお気に入りの映画です。心がほっこり温まって、すごく笑える内容ですよ。その笑いを求めて今回見たのですが、過去2作とは少々毛色が違っていました。

過去2作はかなり笑えたのですが、今回はそこまで笑いを狙った感じではありませんでした。「キツツキと雨」なんか、あからさまに笑いを狙っているのがわかったのですが、「横道」は、そういうシーンはほとんどない。

大局的なストーリーもこれと言ったものがなく、オムニバスをつなげたイメージですね。笑いがなかったから面白くなかったかと言われれば、それは違う。やはり沖田修一監督のテイストを感じることができ、心がほっこり温まる作品でした。

邦画にしては珍しいと思うんですけど、170分もある映画なんですよね。寝ることはなかったのですが、途中でトイレに行きたくなっちゃいました(笑)。沖田監督が好きならオススメの映画ですね。