KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

大阪アウェイを楽しんできました!

8月の広島戦に続いて、ガンバ戦を見るために大阪まで行ってきました。



私は平日のアウェイ大好きです。来る人数は週末に比べて少なくなります。しかし、なんというのでしょうか、来ているサポーターの雰囲気が好きです。選手をディスるような人が少ないように思う。



上の写真のように、最近のJリーグ主催試合はアウェイチームに対してより辛辣な席を用意します(苦笑)。なんとなく、2階席にぎゅうぎゅうに押し込められている印象・・。それでも、やはり圧倒的な声量でした。さすが浦和サポ。

なぜ浦和の得点が少ないのか

私の最近の興味はここです。なぜこんなにも点が入らないのだろう。そこにポイントを絞って試合を見ることが多いです。私の今の所の印象は以下の通りです。

  • ゲームモデルとして、リスク管理が徹底している
  • 両方のサイドバックが同時に高い位置を取ることが少ない
  • カウンターの際は、3列目以降はそれほど積極的に上がらない
  • カウンターの崩しが上手くない
  • 遅攻する時に、ポケットを狙うのは良いが、ペナルティエリアへの侵入が多くて2〜3人。クロスが素通りしていくこともしばしば。


そういうところです。まとめると、「チーム全体の重心が後ろにある」ということです。今までのスコルジャ監督のコメントでも、「攻撃は前線の4人で仕留めてほしい」ともありました。


サイドバックや、ボランチの一人(主に伊藤敦樹)がサポートには入るけども、攻撃のメインは前の4人です。ここを個人の裁量に任せているので、ハマらないとなかなか点が取れないのだろうなと私としては分析しております。

印象的だったリーマンとの試合

ACLのプレーオフで当たったリーマンとの試合は、特に顕著でした。試合開始数分で2点取った後に、スコルジャ監督は酒井にピッチ脇から話しかけていました。


それ以降、酒井は積極的に上がるのをやめて、もっぱら守備に徹していました。私はそれを見て、「あぁ、この監督はドイツ人に代表されるような、取れる時は6点でも7点でも取るというよりも、イタリア人のようにウノゼロで勝てば良いのかもしれないな。」と思いました。


インタビューなどでハッキリとは言わないのですが、スコルジャ監督の哲学はそのようなところにあるのだと思います。なので、ペナルティエリアに5人も6人も入るような攻撃は、「いや、カウンター喰らうやん、リスク高いやん」ということで、やらないのでしょうね。


ただ、一つ気になっているのは、とても熱い試合だった、マリノス戦です。あれは攻守が一体になっていて、すごく楽しかったです。あれは、何か他の試合と雰囲気が違いました。


今年の浦和レッズの試合を見てきて、今のところはそういう風に捉えてますね。シーズンも残り少なくなってきたので、全力で応援していきましょう!