選手入場時の威風堂々。「GO TO THE WORLD」のビジュアルサポート。最高の雰囲気でした。チャンピオンズリーグ決勝という舞台に見合っていました。
これで試合に勝てていれば(涙)。
サイドでもアタッキングサードでも
準決勝までは、少し相手にルーズな面があり、中盤でボールが持てたり、サイドの裏が空いていたり、何かしらやりようがありました。
アルヒラルは、試合開始から終わりまで運動量も落ちず、サイドでの崩し、アタッキングサードでの深度のあるところからのクロス、全てが見事でした。
後半になるとヒラルの運動量が下がるんじゃないかと、少しだけ期待しておりましたが、全然そんなことはなく、試合の最後まで相手の守備は締まっていました。
2年前と6名が同じのアルヒラル
私の確認したところでは、アルヒラルの先発メンバーは、6名が同じ。ジョビンコ、ゴミス、カリージョの3名とCBの2人が2年前と違います。ただ、CBの1人はこの夏までFC東京でプレーしていたチャン・ヒョンス。
実質7名がこの埼スタの雰囲気を知っていますし、2年前の敗戦を胸に、今回はやってやろうという気持ちだったでしょう。
ジョビンコは、もっと自分で仕掛けてくるのかと思っていましたが、意外とチームプレイに徹していて、アタッキングサードでのボールの散らし方は見事でした。
浦和はよくやりました。讃えます。
攻撃の糸口がなかなか掴めませんでした。しかし、我らのチームはよくやったと思います。2年前の記憶では、この時も厳しい試合でしたが、アウェイでもホームでも一瞬の相手の綻びを突いてラファエル・シルバが決めてくれました。
今回も関根が仕掛ける場面がいくつかありましたが、得点には結びつきませんでした。カリージョとアルブライクの面倒を見なければいけないというのは、タスクが多すぎでした。
またこの舞台に戻ってきましょう。一からチームを立て直して、興奮するフットボールをまた見せて欲しいです。選手の皆さん、スタッフの皆さん、サポーターの皆さん、お疲れ様でした。