KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

ボールを返さないことなんてあるのか。(浦和対上海SIPG)

一昨日の浦和対上海SIPG。まだ興奮冷めやらず、家に帰って録画した試合を見ています。その中で、後半84分。上海の選手が倒れて試合が中断した時がありました。この時、浦和ボールだったのですが、審判が試合を止めたため、上海の選手からボールスタートしました。


ACL 浦和VS上海上港 これはひどい。ボールを返さず攻め込む中国チーム ( 2017.10.18)


通常であれば、こういう場合、上海の選手が浦和にボールを返します。これはもう世界的な常識です。審判の判断で試合を止めた時、ボールを持っていたチームにボールを返すのが当然です。

それがなぜか、審判がオスカルにボールを渡すと、オスカルはフッキにボールをパスし、そのフッキはそのままドリブルして浦和陣内に攻め込みました。

私は南ゴール裏でこの光景を見ていました。まさかボールを返さないなんてことはあり得ないと思ったので、会場は騒いでいましたが、何か理由があるのだろう、もしかすると浦和の選手がファウルをしたのかなと思いました。

しかし、帰宅し、改めて映像を見てみてもやはり上海の選手はボールを返しませんでした。これにはびっくり。何百試合もサッカーの試合を見ていますが、明らかに、この様にボールを返さなかったのは、初めての記憶じゃないかと思います。

一つ良い勉強になりました。ボールを返さないなんてことが、チャンピオンズリーグの準決勝でも起こりえるわけですね。ちょっとJリーグではありえない瞬間だったなぁと思いました。