KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

Spotifyはやはりひと味違う。

Life  hackerの「How I work?」シリーズは好きで、更新されると読んでいます。今回はdropbox人事部長のArden Hoffmanさん。女性です。dropboxは私もヘビーに使っているアプリで、これがないといろいろ困ります。

www.lifehacker.jp


上の記事を読むと、この人事部長はとても音楽が好きで、「これがないと生きていけないアプリは?」という質問に以下のように答えています。

私の場合、これ無しでは生きていけないというアプリは、SpotifyAmazon Fire/Prime、NYタイムズ...といったところです。とにかくシンプルであることが条件です。
目の前のことに1点集中する秘訣は全てを整然とシンプルに保つこと:Dropbox社の敏腕人事部長アーデン・ホフマンさんの仕事術 | ライフハッカー[日本版]


シンプルな生活環境が好きなようで、おそらくスマホにもあまりアプリを入れない人のようです。しかしそんなアプリ導入率が低い人が使っている中に「Spotify」が入っています。特にこのアプリに関しては「Spotifyは最高の音楽アプリだ。」と絶賛しています。あまりに絶賛しているので、試しに使ってみることにしました。

AmazonのミュージックアプリやAppleのミュージックアプリは使ったことがあります。AWAもインストールして使ったことがあります(ただ、1年くらい前なので現状はよく知らない)。

Spotifyのアプリを自分のiPhoneにインストールして使ってみました。まず思ったのが、「音楽のセンスが良いこと」。無料で、ずっとラジオのようにプレイリストを聴いておりました。私の好きな音楽はアコースティックでアンプラグドな音楽です。そういうプレイリストもSpotifyで作っていて、雰囲気の良い音楽が流れてきます。下のリンクがそのプレイリストです。

open.spotify.com


このリストを何人の人がフォローしているか、と言うのも表示されます。1,460,264人でした(2017年2月5日現在)。AmazonMusicのプレイリストよりもさらに洗練されている印象です。

そして圧巻だったのが、ランニング用のプレイリストです。Spotifyでは、ランニング用のジャンルが作成されており、その中の「朝のランニング」というプレイリストを選ぶと「1分間の歩数をカウントします」という女性の声とともにランニングのペースをカウントし始めます。

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私は165歩/分と判断されました。このスピードは後から自分で変更することができます。走り始めよりもこのスピードは上がるはずのですので、それに合わせて調節すれば良いです。私は165歩/分でスタートしましたが、途中で170歩/分にあげました。この調節も簡単です。

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なんとこのスピードに合わせて音楽が選曲されるのです。皆さん一度味わってみて下さい。自分が走るときに、足が地面に着地するペースト同じビートで音楽が奏でられるのです。これは味わってみないとわからないと思いますが、すごく心地良いです。テンションが上がります。

この機能はなかなか他のミュージックアプリには真似できないのではないでしょうか?よほど音楽にこだわりがないとこういうサービスはできないですよね。

Spotifyの成功を受けて、AmazonサイバーエージェントGoogleが同じようなミュージックサービスを始めております。しかし、個人的にはやはり一番最初にこのサービスを出してきたSpotifyは、ずば抜けたものがあると感じました。創業者というか、一つのサービスを生み出す会社というのはやはり他の人が考えつかないこだわりを感じます。

dropboxの人事部長、目の付け所が良いというか、Spotifyは海外ではみんな使っているのでしょうね。まあでも、ゆずやミスチルはやはりリストには入ってないですね。そういうところで、日本ではみんなが使う、というところまで至らない原因でしょうか。