日経電子版に、対称的な面白い記事が載っていたので紹介します。今の株式市場について書かれています。一つは、アメリカのマーケットについて、一つは日本のものです。
www.nikkei.com
上の記事は、日経QUICKの岩切さんが書いたもの。アメリカの株式市場について書かれていますが、ダウ平均が3月2日に最高値を付けて以降、上昇していない、むしろ下げ基調のサインが見て取れると出ています。
アメリカはどうしても、景気がよくて金利を上げようとしているので、ドル高にもなります。また原油安のため、シェールガスによる輸出が思うように伸びないというのもあります。これがアメリカの景気を引っ張り始めているようで、ダウ平均が伸びない原因にもなっているようです。対称的なのが以下の記事。
www.nikkei.com
日本の株式市場について書かれています。日本のマーケットは20年の潜伏期間を経て、いよいよ本格的な上昇基調に入っているのではないかという記事です。日経平均も19000円を超えてきて20000円も視野に入ってきています。
少し前に日経の記事で見かけたのですが、過去にアメリカの金利を上げたとき、直後の半年間で見ると日経平均はほとんど下げなかったという歴史があります(ただ、その半年で大きく下げて上がったのかどうかは定かではない)。
マーケットを予想するのは、面白みはあるのですが、正直なところ全然わかりませんよね。僕は物語を見ているようにマーケットは眺めるようにしています。ただ、その中でも伸びそうな企業の発掘はしていきたいなと思っています。最近は、下の本を熱心に読んでいます。
新 賢明なる投資家 (上) ──割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法《改訂版――現代に合わせた注解付き》
- 作者: ベンジャミン・グレアム,ジェイソン・ツバイク
- 出版社/メーカー: パンローリング株式会社
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示唆に溢れる良い本だと思います。