人によってヒーローって異なると思います。尾崎豊だったり、矢沢永吉だったり、アントニオ猪木だったり、ウルトラマンだったり。僕にとってのヒーローというのは、ビル・ゲイツや孫正義、今回亡くなったスティーブ・ジョブスです。情報産業で成功している人は、僕にとってとても輝いて見えます。憧れです。
上の動画は、2005年にジョブスがスタンフォード大学でスピーチをしたものです。とても面白いです。日本語字幕版もあるみたいなので、興味がある方は探してみて下さい。スティーブ・ジョブスがかっこいいのは、自分が創業したアップル社を追い出されたり、素晴らしい製品を作るために社内を非常に引き締めたり、そういう人間くさいところがあるからだと思います。
僕が初めて自分のパソコンを持ったのは、1995年、19歳の夏でした(親に買ってもらった)。まだぎりぎりWindows95が出ていない時です。MacとWindows、どちらにするかさんざん悩んだ末、PowerMacを買ったのでした。そこから16年経ちました。
僕は特にアップル信者ではありませんが、19歳から35歳(1995〜2011)の今まで、情報革命がどんどん進み、僕の青春時代はスティーブ・ジョブスやビル・ゲイツ、孫正義で埋められました。ホリエモンや三木谷浩史もいました。Googleのラリー・ペイジやセルゲイ・ブリンは僕と同世代です。はてなの近藤淳也もいます。IT好きな人間は、この15年間、とてもわくわくしていたと思います(これからもするのでしょうが)。
スティーブ・ジョブスの死は、なんだかそういう良い思い出に一区切りをつけられたみたいで、とても寂しく思いました。涙がぽろりとこぼれました。ありがとう、スティーブ・ジョブス。安らかに眠って下さい。
Apple Store銀座にて。たくさんの献花がされていました。僕も今までのお礼の意味で、仕事が終わったあとに献花してきました。しんみりですみません。