
自分で年金をつくる最高の方法 (コミュニティ・ブックス)
著者:大江英樹
発行日:2013-03-15
どうしてまた年金の本なのか、ということですが、今年の1月に企業型確定拠出年金のある会社を退職し、積み立てた個人年金をどうしようかと考えていたのでした。あと、年金ってまだ実感が湧かなくて、よくわからないというのも以前からありました。
この本では前半が、企業の確定給付年金と確定拠出年金の違いについてページが割かれています。そこで如何に拠出型年金が優れているかと言うことが書いてあり、後半では、どのように拠出型年金を運用するかということを説明しています。
この本を読んでよかったのは、アセットアロケーションがわかりやすく書いてあったことと、個人型確定拠出年金について簡単ではありますが、ポイントがわかりやすく書いてあったことです。
アセットアロケーションについては、大事だということはぼんやりと知っていましたが、ブリンソンの論文を引用して、その大切さをきちんと紹介してありました。また、これから個人型確定拠出年金に入ろうと思っているのですが、管理手数料を重視するのか、信託報酬の手数料を重視すればいいのか、この本ではわかりやすく書いてありました。
年金のことなんか先のことではないかと思いますが、知っておくに越したことはないと思います。少しずつ勉強していきたいですね。