ちょうどタイミングの良いことに3連休の前にこのBlu-rayが届きました。1992年から2004年で1枚、2005年から2017年で1枚、そして浦和レッズがJリーグで初めて勝利した1993年5月29日のヴェルディ川崎戦をほぼフル収録したDVDが1枚で計3枚組のセットです。
これ、昨年の11月に予約開始した時は、1枚目が240分、2枚目が120分、3枚目が1試合収録予定でした。しかし、届いてみると1枚目も2枚目も約240分となっており、予定よりも大幅に時間数が増えております。制作者の熱意が伝わってきます。
泣いたシーン
2006年のJリーグ初優勝のシーンと、ポンテの退団のシーンは泣けました。私、埼玉に転勤になり、浦和レッズを応援し始めたのが2010年後半からですので、ポンテ選手にはそれほど強い思い入れはないのです。しかし、現在ポンテさんはポルトガルのポルティモネンセから多くの選手を浦和に送り込んでくれていますし、それを考えるとポンテさんの退団セレモニーで、「ずっと浦和が大好きです」という言葉がジーンと心に沁みました。
あと、2011年の降格ギリギリのシーズンを乗り越えて2012年に入ったところで、鈴木啓太さんが「自分の現役生活で、一番印象に残っている試合が残留をほぼ決めた甲府戦。」と言っていて、そこから「そして一番楽しかったのがミシャ監督が来てから。あの時は大原に来るのが毎日楽しくてしょうがなかった。」というようなコメントをされていました。ここが妙に私はジーンときました。
シーンを振り返る選手達
このDVDの良いところの1つに、歴代の選手がそれぞれの年代を振り返ってコメントする部分があります。1992年から2000年頃までは福田正博さんと土田尚史さん。2000年頃から内舘さんや鈴木啓太さん、平川さんが登場します。そして2000年後半からは阿部ちゃん。
例えば、2007年の最終節で横浜FCに0-1で敗れた時のことを内舘さんがコメントしていますが、この時はほとんどメンバー固定で試合をこなしていたため、最終節の時には先発メンバーは疲れていた、もう少しベンチメンバーを信用してほしかったと言うことでした。この当時の選手達のコメントを聞いて、「へ〜!」と思うことがよくありました。
次回はダウンロード版希望
この25周年記念DVD、クラブが「永久保存版」と言うだけあって、非常にクオリティ高く作ってあると思いました。もし、こういうものを次回に作られる時はダウンロード版も用意してほしいなぁと思いました。
娘(3歳児)のしまじろうDVDと思い切り競合するので、私が今回の25周年DVDを観ていると、娘から「しまじろうのDVD観たい!」と言われ、途中でDVDを交換するという場面がたびたびありました(笑)。ダウンロード版にしてもらえれば、iPadやPCでも観ることが出来ると思うので、制作者の方、ぜひご一考を!
でも、めっちゃ良いDVDでした。関係者の皆さん、素晴らしい25年史をありがとうございました。