KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

日本対コスタリカを見た感想。伊東純也のゴールが一番心震えました。 #daihyo

ついに森保監督の代表がスタートしました。全てはここからです。どんなアジアカップ、どんなW杯予選になるかわかりませんが、とにかくここからスタートですね。

 

何は無くとも、KIRINのテレビCMが良すぎて、ハーフタイム中もテレビ見ちゃいました(笑)。

 

 

キリンさん、こんなマッチメイクして下さって本当にありがとうございます。

 

中島の存在感

前半はそうでもなかったんですけど、後半になると中島の存在感が際立っていました。特に2点目につながった遠藤へのパスや、南野が外してしまったクロスは素晴らしかったです。

 

2点目の遠藤へのパスは、サッカーの面白さが凝縮されていました。良いサッカーというのは、首が痛くなるというか、予想外のところにパスが通って、それが得点につながるパターンです。

 

中島、そこへパスを通すか!というのが2点目の感想です。あれは素晴らしかった。後半は中島ショーと言ってもいいくらいの存在感、攻撃の起点になっていました。

 

なぜ後半からなのかは、コスタリカのメンバーが全然わからないので、なんとも言えませんが、中島の無尽蔵なスタミナも影響あるのかもと思いました。

 

心震えたのは、伊東のゴール

Jリーグ好きとしては、柏のスピードスター・伊東純也は甲府の時から知っています。この選手を代表に呼ばないで、誰呼ぶの?というくらい成長して来ました。柏から海外へいつ行ってもおかしくない選手です。

 

後半40分に堂安と交代で入った伊東の持ち時間は、アディショナルタイムを含めて約8分でした。それがまさか、あんなJリーグそのままの活躍をその短時間でしてしまうとは。

 

ポジションが伊東得意の右ウイングということもあり、まさにJリーグそのまま、右サイドをぶち抜いて、最後は見事に切り返しからのゴール。言ってしまえば、1人で1点入れてしまいました。いい意味で、唯我独尊。

 

いやー、心震えましたねー。ドリブルし始めたところから、見ている者の期待通りのプレーをしてくれるって、どんだけすごいんですか。親善試合ながら、とても良いものを見せてもらいました。

 

コスタリカの拙攻

日本の守りを見ていると、後半に一つだけ危ないシーンがありました。右からのクロスに遠藤がギリギリヘッドで防いだプレーです。

 

それ以外は、ほとんど危なげなく進行しました。日本の守備が良かったのもあると思うんですけど、世代交代を図っているコスタリカの攻撃がいまひとつ噛み合ってなかったかなという印象です。

 

コスタリカもこれからなんだろうなぁと試合を見ていて思いました。3失点しているわけですから、おそらくコスタリカのメディアは、「ナバスの後継者が育ってない」とか書くのかなーなんて想像しています。

 

まとめ

さすが森保監督というべき初陣でした。こんな綺麗に中米の雄に勝利できるとは、と思いました。青山と遠藤のボランチもよく連携できていたし、浅野の飛び出しも良かったです。

 

アジアカップまで、いろいろ選手を試していくんだと思うのですが、今日のようにみんなが活躍して、いつ交代するか迷うくらいのパフォーマンスが見られると良いですね。

 

ひとまず素晴らしいスタートでした。最後にKIRINのCMをもう一つ貼っておこう(笑)。