KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

ナイキでは、アパレルの売上を伸ばすために社員にスーツ、ネクタイを強制したことがあった。

Kindleで90%くらい読みました。「シュードッグ」です。9割読んでも、まだ1980年くらいのことが書かれています。マイケル・ジョーダンも登場していません。やっと、ミッドソールに入れる「エアー」の話が出ている程度です。

 

SHOE DOG(シュードッグ)

SHOE DOG(シュードッグ)

 

 

この時期のナイキは、巨人「アディダス」になんとか追いつけ、追い越せの気持ちでやっていたようです。で、アディダスにあってナイキにないものは「アパレル」であると。

 

社長のフィル・ナイトが社内を見回すと、アロハシャツを着ていたり、ブルドーザーの運転手のような格好をしている社員が歩いています。これはよくないと。

 

ナイトは、厳しい服装規定を課しました。しかし、これが古参の役員に大不評。そもそも、みんな靴にしか興味のない「シュードッグ」なわけですから、創業当時から服装なんか気にするメンバーではないわけです。

 

それでもナイトは厳しく指摘したところ、翌日にネクタイを着用して着ましたが、明らかに反抗と思えるような妙なコーディネートばかり。

 

で、これについては、結局そのまま継続したか、やめたかというのは書いてないのですが、ナイキのようなスポーツメーカーには、パリッとした服装規定はなかなか大変だったようです。

 

私も実は、スーツが好きではなく、今の職場も私服オーケーです。ナイキに少々親近感を覚えた次第です。