マーケティングのことを知りたくて、本を読んでみました。優しくマーケティングのことが書いてあり、お勧めのマーケティングの本もたくさん掲載されています。マーケティングってよく聞くけど、一体何?と言う人が読むと良いでしょう。
Kindleで読みました。そもそもマーケティングって何なの?という質問に対してわかりやすく書かれています。いくつか引用しますと、
4Pとは、製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、販促(Promotion)の4つの言葉の頭文字で、マーケティングをこの4つの要素に分解してそれぞれに対応
LTVのシェアはマスメディアでは獲得できません。その時々で変化する顧客の個別の状況を把握してアプローチする必要があり、そのためには顧客データベースが必要なのです。名前や職業だけでなく家族構成、趣味、住まいの状況、駐車場の有無などを入力して、検索可能な状態に管理しておけば、必要なコミュニケーションを実現できます。これが「データベースマーケティング」です。
Recency(リーセンシー:最終購買日:最後にいつお買い上げいただいたか)、Frequency(フリークエンシー:購買頻度:今年何回ご利用いただいたか)、Monetary(マネタリー:購買金額:今年いくらお買い上げいただいたか)の頭文字を取ってRFM分析と呼ばれています。
専門用語を一つ一つかみ砕いて説明してくれています。なぜ航空会社がマイルというものを積極的に導入しているのかも書いてあります。優良顧客が売上の80%も占めているというデータから囲い込もうという理由でマイルが発明されたのでした。特許を取得できなかったので、今ではどの航空会社も採用しているシステムになっているわけです。
マーケティングの本を読んだからと言ってものが売れれば苦労はしないですが、されどマーケティングです。知識として知っておくに越したことはないでしょう。