横浜パシフィコにて行われている抗加齢医学会に参加しています。初めての参加なのですが、とてもエキサイティングで、抗加齢に関する最先端のデータを拝見することができました。会員は6000人はいるそうで、なかなかの規模になっております。
初日の昨日、インパクトがあったのは、東大の門倉先生の講演でした。アディポネクチンについてお話しされていましたが、非常に面白くて今後の医療が変わるような話だと感じました。
二日目の今日、面白かったのがオーストラリアから来たデス・フェルナンデス先生のお話でした。ビタミンAの話で、先生は1994年からずっと高用量のビタミンAを服用しているそうです。日本だと、ビタミンAの推奨量が決まっておりますが、先生ははるかに高用量を摂取されていて興味深かったです。
日本の推奨量というのは、病気にならない程度の予防のための量で、実はもっと高用量のビタミンAを取らないと理想の栄養分は摂れないというお話でした。
今まで学会というと、薬学会しか出たことありませんでしたが、とても興味深い演題が多く、全国でみんないろんな研究をしてるんだなと感じました。