KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

KDDI、退社後11時間は「出社NO」

昨日の日経朝刊で、下のような記事がありました。伊藤忠や、官僚も「朝型勤務!」と叫んでいる中で、「会社にいない時間」を重視するのは新しくて面白いなと思いました。

KDDIは全社員1万4千人を対象に、退社してから出社するまで11時間以上あけることを促す人事制度を始めた。11時間未満が月に11日以上となった社員には勤務状況の改善を指導し、残業が目立つ部署には是正が勧告される。残業時間総量の削減だけでなく、1日のうち一定時間、休むことを重視する。
KDDI、退社後11時間は「出社NO」 全社員1.4万人対象 就業時間の間隔を重視 :日本経済新聞


朝早く勤務、じゃなくて、家に帰った時間が11時間、というわけです。欧州の企業では、11時間が義務づけられているところもあるようです。朝型勤務については、少し疑問があって、朝早く出社して仕事をしても、結局夜遅くまで残っているんじゃ意味がないよなと思っていました。

昨日の朝、NHKの「ニュース深読み」でも残業のことについて放送していましたが、働き方が少しずつ変わってきているようです。その中で、「残業時間が長い人が上司から評価される仕組みを変えて欲しい」というTwitterの意見がありました。

他の会社はどうか知りませんが、僕の経験上、残業が多い人が単純に評価されるというのは、少し改善されつつあるような気がします。僕の上司でも、早く帰ってもちゃんとやることやってれば何も言わない人もいましたし、遅くまでだらだらやっていても早く帰れなんて言われましたよね。

ただ、サラリーマンやってて、内容で評価して欲しいという声も聞きますが、それはなかなか難しいんじゃないかと思います。上司の印象が大いに関係ありますからね(笑)。営業マンも数字だ数字だと言われますけど、たまたま担当したエリアや顧客によって成果が変わってくるわけですし、単純に数字で比較もできないよなぁなんて思います。