立入 勝義さんという人が書いた「ソーシャルメディア革命」という本を読んでみました。FacebookとかTwitterがどんどん拡大してますからね。ちょいとお勉強、と言う心づもりで。

- 作者: 立入勝義
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んだ感想ですが、「まあまあ。」でした。読む前に期待していた内容は、「ソーシャルメディアというものがどういうものであって、これからどんな風に発展していくのか、どのように活用されるべきなのか。」というものだったのですが、それなりに内容の合致はあったものの、今ひとつ心にドスンとくるものがありませんでした。
作者は、UCLAなんてしゃれた大学出ていて、北米に滞在しながらブログでご飯を食べているという「インターネットメディアど真ん中」という人です(4児の父)。こういう生き方、憧れるなぁと思いつつ、実際はなかなか大変なんだろうなというのもあります。
本の中では、ブログを書いて何千万も稼いでいる人や、ソニーに勤めていて、インターネットメディアを活かしたマーケティング部門に所属している人なんかも紹介されています。僕の知人でも副業でミニブログなどをやりながら月に数万円稼いでいる人がいます。
10年くらい前では考えられなかったことですが、ネットの広告市場が増えていて、一般ユーザーでも小銭程度なら稼げる時代になってきたのかも、と感じられます。ホリエモンなんか、メルマガで月に1億円稼いでるもんな。すごい人だわ。
第3章の「究極の村八分 孤立していく日本」は読み応えがありました。この章だけ妙に面白かったです。あとは、まとまりきっていない気がして惜しいです。また近いうちにソーシャルメディアの本を出して欲しいですね。たくさん出せば、もっとまとまってくるんじゃないでしょうか(上から目線だな・・^^;)。