KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

試合後の監督コメントで、名古屋戦の知念選手について触れられているのが良かった。

9月10日の浦和対柏。埼スタで見てきました。

試合後の埼スタ。


試合は4-1となり、帰りに新見沼大橋で警備のおじさんと、「3-0?え?4-1すごいね!」という会話をしたくらいにテンションは上がっていました。モーベルグ、酒井宏樹がいない、西川や岩波もいない、といういないいないだらけの浦和レッズが4-1で柏に勝つなんて。いよいよ調子を上げてきました。


それそうと知念です。私は、8月に豊田スタジアムであった名古屋対浦和を現地で見た時、知念のミスした2失点目はけっこうダメージ大きいだろうなぁと、思ったのでした。ショルツー岩波という鉄板のCBコンビがいる中で、知念が出てくるのはとてもレアケースです。プロの選手としては、せっかくもらった出場機会に良いプレーを見せて周りに自分の実力を見せなければいけない。


そういう中でのあの名古屋戦でのミス。果たして柏戦ではどういうプレーを見せてくれるのか、楽しみにしていました。


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得点したところはもちろん良かったのですが、CBとしてミスなく無難にやれていたのは良かったです。左SB/明本選手ともよく連携が取れていて、良かったと思います。個人的に試合後に知念選手、これで名古屋戦のダメージは軽くできたかなと思っていました。そこに試合後の監督コメントで同じように名古屋戦の知念選手のことが触れられていたのです。

(知念哲矢選手は名古屋グランパス戦で厳しいミスがあった後、メンタル的にも辛そうなところがあったが、そこからどう立て直し、今日のプレーをどう感じたか??) 「知念も名古屋グランパス戦の後で、今日は完全な試合ができたことを、非常にうれしく思っています。この試合で言えば、相手の攻撃を見ると、守備のときにしっかりとスライドをすることが非常に重要でした。前線の選手、それから(マテウス)サヴィオ選手など相手のシャドーの選手たちが飛び出してくるのに対し、しっかりとスライドする必要があり、そうしたチームとして必要なタスクを、彼はしっかりとやりきってくれたと思います。攻撃面ではCKからゴールを取ることができましたし、非常にいいプレーをしてくれたと思います。
リカルド ロドリゲス監督 柏戦試合後会見 | URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE


こういうことが、スッと聞ける聞き手とそれに対してポジティブな回答ができる監督。誰かが出られなくても、それを補う選手がスッと出てくること。たまに出てきた選手がミスをしても継続して出場させること。チームの雰囲気はとても良いんじゃないかと思いました。知念選手、J1初得点、おめでとうございます!