KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

サッカーの監督もそうだけど、どうすればチームで孤立しないように振る舞えるか。

サッカーを見始めてずっと思っていることがあって、それはサッカーの監督は孤独だな、ということです。ミシャが浦和レッズを指揮している時はチームの雰囲気は抜群に良かったようですが、しかしやはり選手と監督には一定の距離はありました。その距離は保たなければいけないのです。


私も45歳となり、人にものを教えたり、プロジェクトの方向性を示すことが多くなりました。自分が若い時そうでしたが、上司にものを申すのはとても難易度の高いことです。そう考えると、自分は孤立していないか、裸の王様になっていないかということを割りとよく考えるようになりました。会社の上司に良い本がないか聞いたところ、以下の本を教えてもらいました。



ざっと読んだんですけど、一番目を引かれたのが「いかに孤立しないか」という部分でした。この本を読んで、監督やマネージャーはやはりその組織で孤立してはいけないのだと学びました。人間関係が大事なのです。そしてこの考えはもう一つの本にも共通することでした。



このNetflixの本は、本当に素晴らしいので色んな人に勧めたいです。で、この2冊に共通しているのは、「きちんと自分よりも若い人や階級が下の人からもフィードバックをもらうこと」でした。Netflixでは4階級も下の人が、上司にフィードバックできる社風があります。4階級と言ったら、平社員から見てチームリーダーの課長でもなく、部長でもなく、本部長、もしくはもう一つその上の人です。


「ハーバードのリーダーシップ講義」では、「自分をさらけ出して本質的な相談ができる友人が何人いるか」、「そのチームの若手でフィードバックをお願いできる人が何人いるか」ということを意識した方が良いと書いてありました。また、SNSではなく、実際に会ってそういう相談をすることも大事だと書いてありました。


上司から部下にフィードバックを求めると、最初は反応が悪いようです。しかしこちらが本気であるとわかると、きちんとフィードバックをくれるようになります。というわけで、この2冊から学んだこととしては、チームで孤立することは避けること、チームでフィードバックがもらえるような人間関係を築くことが大事ということでした。