昨日、新潮社からメールが来て、村上春樹の長編小説が電子化されるという嬉しいお知らせがありました。
さて今月、これまで電子化されていなかった新潮社から刊行されている村上さんの小説全点を電子化します。今回配信されるのは8作品。世界文学に名を連ねる村上文学の代表作が並びます。(新潮社のメルマガより)
電子化される作品は以下の通り。まず長編5作。
- 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
- ねじまき鳥クロニクル
- 海辺のカフカ
- 1Q84
- 騎士団長殺し
そして短編集3作。
- 螢・納屋を焼く・その他の短編
- 神の子どもたちはみな踊る
- 東京奇譚集
村上春樹のラジオをたまに聴いていて、5月に放送された回ではこう語っていました。村上さんなりに、コロナ禍で何が出来るか考えての行動なのかもしれません(月並みな言い方で申し訳ないですが)。
「……今世界が必要としているのはマスクであり、ワクチンであり、そして愛です。マスクとワクチンが広く行き渡っても、もし愛や思いやりが足りなければ、コロナが終わったあとの世界は、きっとぎすぎすした味気ない場所になってしまうでしょう。これは50年以上前に作られた曲なんですけど、今聴いても「そうだよなあ」と実感します。
愛って、大事です。」
メルマガによると、
8タイトル計25点の電子書籍版は、自宅で過ごすことが多くなるかもしれない2020‐2021年の年末年始に向けて企画されました。
ということで、12月18日(金)に配信開始、12月11日から予約受付開始だそうです。もちろん予約します。あぁ、電子書籍でついに「1Q84」が読めるなんて、幸せだなぁ。
※もう予約開始してます!!