コロナ禍で、Netflixが勢いを増しているというニュースをよく見ます。AppleTV+は、コンテンツ拡充する前にこんな状況になっちゃったなぁと思っていました。Amazonプライムビデオのように雑多(言い方・・)で多数のコンテンツを用意しているわけでもなく、Netflixのようにイカしたオリジナルコンテンツがたくさんあるわけでもないです。
出遅れた感のあるAppleTV+・・。そんな中、一から作るよりも買った方が早いダロという作戦に出ました。サミュエル・L・ジャクソンの「バンカー」に続き、大作となる「グレイハウンド」が7月10日よりAppleTV+で公開となっております。
この作品、元々は映画館で上映される予定でしたが、コロナによりソニー・ピクチャーズは断念。配信に切り替えて、競売にかけたそうです。そんな中、Appleが推定7000万ドルを投じてこの映画を買いました。そしてAppleTV+で配信されております。
Netflixに慣れ親しんでいる人からすると、大作がスマホのような小さな画面で配信されるのは慣れているのでしょうが、私はこの感覚はとても新鮮です。本当は映画館で上映されるはずだった作品が、いきなりAppleTV+で配信されるこの事実。隔世の感があります。一度映画館で上映して、レンタルのためにダウンロードする、という感覚とは大きく違います。このトム・ハンクスの大作がAppleTV+でしか見ることが出来ないのです。とても不思議な感覚です。
グレイハウンドは、アメリカの駆逐艦に船長として乗り込んだトム・ハンクスの船をドイツのUボートが狙うという緊迫感のある内容です。面白かったのですが、まだ私の体が慣れていないのか、配信に2時間の大作はなかなか長いです。「レンタルじゃなくて、ここでしか見られない作品なんだ」と前のめりになるのですが、家族もいたりで、2時間しっかりと時間取るのが大変です。
個人的にはアニメなどの15分〜20分くらいの作品がさくっと見ることが出来てちょうど良いなぁとは思います。ま、慣れの問題でしょうか。ちなみに、iPhoneなどを最近買ったという人は、1年間は無料でAppleTV+を利用することができるので、グレイハウンドも視聴できますよ。