KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

「オンライン帰省」という言葉が面白すぎて。

この言葉を初めて聞いたのは、NHKのニュースでした。アナウンサーが大真面目に、「GWは帰省をせずにできるだけオンラインでの帰省をするように政府は呼びかけております。」って言っているのを聞いて、「え?オンライン帰省?初めて聞いたけど、それってどんななの?」と思わず自分で調べました。すると、「ビデオ通話で、故郷の親と話すこと」でした。

それって、普通にビデオ通話、・・・どう考えてもビデオ通話。


Country Scene


安倍晋三首相は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために4月末からの大型連休で外出を自粛するよう改めて要請した。ビデオ通話を使った「オンライン帰省」を呼びかけた。人と人の接触削減は「8割削減」の目標だけを訴え、これまで主張してきた「最低7割」に触れなかった。

引用元:首相「オンライン帰省を」 接触減「8割」のみ強調  :日本経済新聞


しかし、言葉というのは本当に面白いもので、普通のビデオ通話のことを「オンライン帰省」と呼ぶだけで大きく印象が違います。ネットでもかなり騒然となっているようです。


今年の流行語になりそう!? 大型連休中の新型コロナウイルス対策として安倍晋三首相が呼びかけた「オンライン帰省」が話題になっている。地方を訪れる人の流れで感染が拡大するのを防ぐ施策の一環で、SNSでは「ただのテレビ電話ではないか」とツッコまれているが、強烈な印象を残す“パワーワード”としても注目を集めたようだ。

引用元:首相提案のオンライン帰省に「流行語大賞狙い?」「ただのテレビ電話」 グーグルマップで“エア里帰り”も


安倍首相、真面目な顔して、こんな世の中に明るい話題を提供してもらってありがとうございます(皮肉じゃなくて、本当にそう思います)。NHKの朝の番組で高瀬アナがうまいこと言っていました。「オンライン帰省というのは、ビデオ通話のことなのですが、これを機にご実家に連絡を取る良いきっかけになれば良いですね。」と。


確かに、あまり親に連絡を取っていない若者は、「オレ、オンライン帰省してくるわ。」と言ってビデオ通話するとほっこりするかもしれません。素晴らしい言葉ですね、オンライン帰省。