KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

Jリーグ2019第8節・浦和レッズ対ヴィッセル神戸。相手のミスを突いて得た1点を守り切る。 #urawareds

この内容できちんと勝ち点3が取れるのがオリヴェイラなのかと、サッカーの面白さにますますハマっている自分がおります。

 

 

前半9分に、神戸のDF大崎がスリップした瞬間を見逃さず、興梠がボールを奪取。一気にゴール前に突き進み、切り返したところをダンクレーに足を引っかけられPKゲット。

 

落ち着いて決めて、1-0としました。

 

前半はそれでも攻撃の形を見せて、神戸を攻め込むシーンもありましたが、1点リードしたこともあるのか、徐々に神戸がボールを保持して攻め込まれました。

 

後半に至っては、ほぼ神戸がボールを支配する展開に。こんなニュースが出てきたくらいです(苦笑)。

 

データサイト『オプタ』によると、この試合の浦和のポゼッションは25.4%。2016年シーズン以降のJ1において、チームで最も低いボール支配率を記録したようだ。また、浦和は同期間でポゼッションが37%を下回った7試合で全勝しており、『オプタ』は同チームを「巧者」と表現している。支配しても勝てない神戸…浦和が“記録的ポゼッション”25.4%で勝ち切る | ゲキサカ

 

スポナビのスタッツを見ると、浦和のシュート数が少ないです。

 

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シュート数6本で枠内3本。パス数も少ないです。まあ、オリヴェイラ監督の前日会見で、この内容は予想できました(笑)。

 

「何かを表現するというより、勝ち点3を獲りたいですね。今の浦和に必要なものは勝ち点3です。勝てばたくさんのファン・サポーターにも喜んでもらえると思います。今私が考えていることは、それだけです。内容や環境などは関係なく、勝ち点3のみに集中して、それを獲りにいきたいと思います」浦和レッドダイヤモンズ公式サイト

 

非常にわかりやすいコメントです。まずは、勝ち点3が最優先だと。すごいリアル志向な人物です。まさにそのイメージがチームに具現化されています。

 

PKをゲットした原因は、神戸のDF大崎がスリップしたところです。思うに強いチームというのは、あのようなミスを逃さず得点に結びつけるしたたかさというものを持っています。

 

あのミスを逃さず得点に結びつけ、そして神戸に攻めるだけ攻めさせてもクリーンシートで勝利するというのは、傍目で見るよりもずいぶん難しいことなんじゃないでしょうか。

 

西川のパフォーマンスがどんどん上がってきていて、もしかすると代表に呼ばれるかもなぁと期待してしまうほどです。今シーズンから浜野コーチになって、新しいものを吸収しているのでしょうね。

 

サンペール

神戸のニュースを見ていると、サンペールがやり玉に挙がっておりますが、昨日のプレーを見ている感じでは、十分良い選手に思えました。ボールをロストすることもなく、パスも丁寧で、結構身長もあるので、空中戦にも強そうな印象でした。

 

スポーツニュースだけではなくて、やはり自分で試合を観戦して選手を実際に見ることは大事だと感じた次第です。サンペール出すなら他の日本人選手の方がいいんじゃないかという報道は、少し違うんじゃないでしょうか。

 

この選手、バルサでは怪我もあって運が悪かったんでしょう。日本にフィットしてくれることを祈っております。それだけのポテンシャルは感じました。