昨日、セレッソ対神戸の試合をDAZNで観戦しました。福田正博さんが、神戸のことを日本版銀河系集団と呼んでいて、まあ豪華な顔ぶれです。
試合が始まって、初めの5分くらいはセレッソがボールを保持していましたが、徐々に神戸のポゼッション率が高くなっていきます。その攻撃時の陣形を見て私が呟いたのがこちら。
西大伍のポジションが面白くて、通常のサイドバックよりも1レーン内側にいます。外側にポドルスキ。
— Koji Haruna (@k_haruna) 2019年2月22日
そう、西大伍のポジションが面白かったのです。もっと言うと、逆サイドの初瀬も同じように1レーン内側に絞っていて、ビジャが大外に構えていました。図にするとこんな感じ。
神戸は4バックで、西と初瀬はサイドバックです。この並びで行くと、ビジャやポドルスキが内側で、サイドバックは外側を回ってサポートすることが多いんじゃないかなぁと思うんですよ。
それが、西と初瀬は内側に絞ってビジャとポドルスキが大外。へーっと思いました。
クロスを上げるというよりは
なぜサイドバックが内側に絞るんだろう。いや、ラームが内側に絞るとかそんな話はよく聞いていたのですが、西と初瀬のポジションは、内側に絞ってさらに2列目まで押し上げています。
ラームって、そんな高い位置まで内側のレーンで押し上げていたかなぁと思ったんですね。
ビジャと初瀬の連携を見ていると少し合点がいったと言うか、ワンツーで崩してビジャはより内側に、初瀬はそのまま前に出て、1レーン内側からマイナスのクロスを上げようとするんです。
つまり、大外から大きなクロスを上げてヘディングでゴールを狙うと言うよりは、1レーン内側から崩して、短いグラウンダーのクロスを入れてゴールをするイメージかなと。
↑こんな風に大外からふんわり空中戦のためのクロスを入れるというよりは
↑こんな風に、より内側から、マイナスの短いクロスを入れて崩したかったんじゃないかなと言うことです。
神戸は大きなFWがいるわけではないので、地上戦で崩してゴールすると言う狙いかと思いました。そういう意味で、サイドバックは内側に絞るのではないかと。
リージョ監督のサッカー、なかなか興味深いです。負けましたけどね。