少し前の記事で、浦和レッズの柏木陽介が、マンチェスターシティのドキュメンタリーを見ている話を書きました。あくまで推測ですが、柏木が見ているのは、Amazonプライム・ビデオにあるこのドキュメンタリーだと思います。
私もこのドキュメンタリーの存在を知ってから、晩ご飯の時に、奥さんがテレビを見ている横でiPadで鑑賞しています。
ざっくり言うと、2017〜2018年シーズンのマンチェスターシティを時系列に追ったドキュメンタリーです。
マンチェスターダービー
まだエピソード2を見ているところなんですが、早くもマンチェスターダービーの話が出てきます。たくさんのサポーターがインタビューを受けていて、お互いがどれだけ自分のチームが好きで、どれだけ相手のチームが嫌いか語っています(笑)。
その中で、2011〜2012シーズンのマンチェスターシティが44年ぶりに優勝した話が出てきます。あるサポーターが、「あんな試合は、生涯で2度と経験できない」と語っている試合があります。
2011〜2012シーズン最終節
その試合は、2011〜2012シーズンの最終節、なんとマンチェスターユナイテッドとマンチェスターシティが勝ち点で並び、得失点差でシティが優勢という状況でした。
数年前ですので、覚えている人も多いでしょう。私もテレビで見ていましたが大興奮の最終節でした。シティの公式がその時の動画をアップしていました。20分超にもなる長尺です。
ユナイテッドは、サンダーランドに1-0で勝利。シティは、後半終了間際まで1-2でQPRに負けていました。このままでは、ユナイテッドが優勝。
シティのサポーターは、最終節に弱小のQPR(しかも1人退場で10人)に勝てずに優勝を逃してしまうという最悪の結末が頭をよぎり、泣いている人もいました。
そして、ドラマはアディショナルタイム。まずコーナーキックからジェコがヘディングで1点を入れ、同点に。それでもまだ勝ち点1ですので、優勝できません。
そしてそこから、わずか1〜2分でアグエロが3点目を決めます。地獄から天国に昇天してしまったサポーターは、グラウンドに降りて号泣していました。
私が見た最終節で、一番劇的でした。サッカーでこんな試合があるんだと。ドキュメンタリーを見ていて、そのシーンが出てきたので、久しぶりに思い出して感慨にふけりましたとさ。