アジア勢として初めてとなるクラブW杯決勝まで進んだ鹿島。相手はレアル・マドリーでした。85分までスタジアムで観戦して、早めに抜け出てきました。後はTwitter観戦しておりました。
内容は見た人なら知ってると思いますが、白熱という言葉では足りないくらいのいい試合でした。会場にいて感じたのは、鹿島を応援している人がとても多かったこと。
おそらく、私のように普段は違うチームのサポーターだけど、今日は鹿島を応援するか、という人もたくさんいたんじゃないかと思います。
さすがにレアルのユニを着ている日本人は、レアルを応援しておりました。柴崎が2点目を入れると今まで静かに応援していたレアルサポが急に声を出し始めました。
「見せてやれ!」、「マドリー!」と言って応援していました。まさかJリーグのチームにリードされるなんて思っても見なかったのでしょう。僕はもちろん柴崎が決めた2得点とも「いよーし!!」と言って立ち上がって喜びました。
まさか、自分がこんなに鹿島を応援するとは思っても見なかったです(笑)。Twitterを見ていると本当に多くの海外メディアもこの試合について触れていて、世界中のサッカーファンが見てるんだなと感じました。
鹿島が勝ってくれれば、Jリーグの評価がかなり上昇したのですけどね。でも、素晴らしい試合でしたので、間違いなくJリーグの価値を上げてくれたと思います。
レアルの選手で良いなと思ったのはモドリッチ。延長のロナウドも良かったようですが、僕が帰るまではモドリッチが本当に嫌な選手でした。鹿島の守備はかなりスペースを消すのが上手だと思うのですが、小さな隙を突いてモドリッチがフリーでボールをもらっているのを見ると、なんだこの選手はと、すごく印象に残りました。
負けて残念ではありましたけど、さすがに鹿島とレアルが対峙して、いざキックオフというあの瞬間は胸が震えるものがありました。フレンドリーマッチではなくて、公式試合でJのチームがレアルと勝負できるなんて。
鹿島サポもいつも通りにゴール裏で応援していて、いつも通りの粘っこい応援でした。あれは本当に耳に残ります。夢を見させてくれてどうもありがとう。来季は負けませんよ。いやー、本当に楽しい試合でした。興奮したなー。