買ってからずっと積ん読状態だったランダムウォーカーを読み終わりました。重厚で、本当に個人投資家のことを考えた良質な本でした。米国で書かれた本なのでどうしても税制やETFの種類が違います。それでも普遍的なことが多く書かれていて、投資家として知識を深めることができます。
ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理
- 作者: バートン・マルキール,井手正介
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 単行本
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この本の初版が出たのが1973年で、僕はまだ生まれていません。そこから43年、世界で読まれている投資本です。著者はプリンストン大学の名誉教授で、84歳くらいですね。訳者の井手さんも70代です。
この本のスタンスは、「個人投資家にとって、個別銘柄株はリスクが高い。市場平均に積立投資する手法がもっともリターンが得られる方法だ。」と言うものです。僕もインデックス投資は実践しています。
インデックス投資の欠点はつまらないこと。本の中にも書いてありますが、山っ気がある人はインデックス投資をしながら多少個別銘柄も買っていいのではないでしょうか。僕もそうしています。