KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

全面改訂「ほったらかし投資術」を読んだ

今回も「honto」で割引キャンペーンをやっていたので、前々から気になっていた全面改訂版の「ほったらかし投資術」を購入したのでした。500円割引で、確かほぼ無料の状態で買った気がします。

 
今回もhontoで読んだのに、紹介はkindle・・。

ほったらかし投資術は、全面改定版になる前のバージョンも読んでいて、とてもためになる投資方法が書かれてある本です。いわゆるインデックス運用で、リスクを最小限で、市場の平均程度のリターンを得ていこうという投資方法です。

筆者は、山崎元さんと水瀬ケンイチさんで、このあたりの人たちは、FPの竹川さんやリベルタスの大江さん、日経新聞の田村さんなんかとつながりがありますよね。

全面改訂というくらいだからどれくらい改訂されているのかと思ったら、かなり改訂されていました。文章的に、かなり水瀬さんが書き直したのかなと思いましたね。なるほどと思ったのは、債券は史上でもっとも低金利になっており、これ以上金利が下がる余地がなさそう→てことは債権が値上がりする余地もなさそう→てことは今の運用手段に債権を入れてもあまりおいしくない、という理由で、今回は債権の話はほとんどなしです。

株式をどのように運用するか、という部分にほとんど紙面を割いて解説しています。また、リバランスについても前作よりも詳しく書かれてあり、どういう頻度、どういうやり方でやればいいか、きちんと説明してあります。

銀行にお金を預けても全然増えないな、でも個別銘柄の運用は難しそうだなと感じている人はぜひ読んだ方がいい本ですよ。