ずいぶん物騒なタイトルだなと思いますが、”「いつものパン」があなたを殺す”という本を読んでいます。アメリカの神経科医が書いている本で、アメリカでよく売れたので日本語訳にして日本でも売ってみようという戦略でしょうか。

「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)
- 作者: デイビッドパールマター,クリスティンロバーグ,David Perlmutter,Kristin Loberg,白澤卓二
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2015/01/16
- メディア: 単行本
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全部で10章あり、今2章の途中まで読んでいます。そこまで読んだ内容としては、
というものです。僕はひとりの医師が執筆して、いかにも本質的なことを話しているというような本をいくつも読んだことがあります。その本が正しくて今の医者の治療が間違っているのだ、なんてことは考えませんが、一つの知識として蓄えておくということは大事かなと考えています。
実際、この「いつものパン」は論文を紹介して、優良な高脂質を採った群は、そうではない群に対して認知症になる率が低かったなど伝えています。アルツハイマーになるのも、運とか遺伝とかではなくて日頃の食生活が大きな原因になっているそうです。ちなみに、糖尿病にはI型とII型がありますが、この本の筆者はアルツハイマーをIII型糖尿病だと言っています。
ひとまず、ここまで読んで、コレステロールは決して悪者ではないということです。ω3系の脂質を多く採ると、いいのではないでしょうか。この本はなかなか面白いので、引き続き感想を書いてみます。
【追記】
感想の2個目を書きました。スタチンについて記述しています。はたしてスタチンでコレステロールを下げることは良いことなのでしょうか?