3日ほど前なのですが、日経電子版に大塚HDとgumiについての記事が載っていました。二つの会社に関連性はないというか、どちらも自分が株を買ったことがある会社なので、気になったわけです。大塚HDは保有中です。
▼大塚HD、巨額買収は焦りか自信か :記者の目 :企業 :マーケット :日本経済新聞
▼gumi社長の強気、裏に実績の強み :記者の目 :企業 :マーケット :日本経済新聞
大塚HDは、昨年12月に4000億円ほどの買収を行いました。アバニアというアメリカの会社ですが、この買収が「割高じゃないか。」という理由で、大塚の株価が下がった要因となっています。それについての詳細な記事ですね。
大塚HDがアバニアと接触し始めたのは13年春で、1年半以上かけてアルツハイマー型認知症向けなど開発中の新薬候補の将来性を吟味してきた。昨秋にこの新薬候補の臨床試験で良い結果が出たのを待って、大塚HDは買収に踏み切った。
大塚HD、巨額買収は焦りか自信か :記者の目 :企業 :マーケット :日本経済新聞
これは、以前にここのブログで書きましたが、アバニアの臨床試験が順調だというニュースで昨年の9月ごろでしょうか、株価がぐっと上がった時期がありました。その前に買収していれば確かに割安で買収できたわけです。ただ、この買収には大塚のDNAみたいなものが絡んでいるようですね。
アバニアが強い認知症分野は、世界的な高齢化で需要が伸びる半面、病気そのものの進行を抑える特効薬などはまだ開発されていないとされる。同社関係者は「他社ができない分野で勝負するのが大塚のDNA」と意気込む。
大塚HD、巨額買収は焦りか自信か :記者の目 :企業 :マーケット :日本経済新聞
ビッグベンチャー大塚の精神ですね。これは、本当にいいところだと思います。他がやっていない分野で市場開拓するというのは、素晴らしいです。どういう結果になるのか、楽しみです。
長くなったので、gumiの記事については、またの機会に書きます。