KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

SLみなかみ号に乗ってきたよ。

群馬県の高崎から水上まで約2時間、「SLみなかみ号」に乗って旅情に浸ってきました。お天気もよかったし、やっぱり鉄道旅行は最高ですねー!

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乗った機種は、あの有名な”デゴイチ”こと「D51」。力強い蒸気機関車で、日本では1115両も作られました。日本でも最も多く作られたそうです。僕がびっくりしたのは、この機関車が作られたのがJR西日本の鷹取工場だったこと。神戸に住んでいた時は何度も鷹取駅を通りましたが、あの駅の近くにそんな鉄道工場があるとは知らなかったです。

D51図鑑」
http://jres.jp/jres/sl/zukan.html

西日本旅客鉄道鷹取工場」
http://ja.wikipedia.org/wiki/西日本旅客鉄道鷹取工場

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運転手さんに「運転席も撮影させてもらって良いですか?」と聞くと「どうぞ、どうぞ!」と笑顔で言われ、何枚か撮らせてもらいました。やっぱりゴツゴツしていて、むき出しの鉄器が「いかにも鉄道!」という雰囲気を漂わせていて、非常にテンションが上がる作りになっています。今の鉄道ももちろん見るべきポイントはたくさんあるのですが、機械部分が全て優しく、オブラートに包まれた作りになっているので、D51のような男気溢れる機種は、心奪われてしまいます。

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さらにうちの妻が運転手さんに「やっぱり今でも石炭を入れて動いているのですか?」と聞くと、「もちろんです!」と答えられ、実際に石炭が燃える部分を見せてもらいました。列車が止まっている段階でもごうごうと石炭が燃えており、それを見ているだけでも1日飽きないような気持ちになります(笑)。

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車窓からふと外を見ると、踏切や撮影スポットで三脚を立てて、立派な望遠レンズを付けたカメラマン達が楽しそうにシャッターを押していました。あるいは、駅のホームを通り過ぎる時に一般客の人たちが手をこちらに向けて振ってきます。SLが力強く走っていると、高度経済成長期の日本を思い出し、つい笑顔が出てしまうのかなと思いました。そういう意味でSLというのは、人々に幸せを感じさせる素晴らしい乗り物ですね。最後に駅弁の紹介。

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なんと駅弁もSLの形をしていました(笑)。中身はこんな感じ。

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お子様ランチみたいだ(笑)。記念にこんな切符ももらえます。

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終点の水上には温泉もありますし、大宮からだと日帰りで全然行けますよ。おすすめ旅行コースです。