KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【映画】借りぐらしのアリエッティ

ジブリの最新作、「借りぐらしのアリエッティ」を観てきました。ざっくりとした感想はツイッターでつぶやいたとおりです。

「借りぐらしのアリエッティ」さ、ネットでは「まあまあ」が評価が多いんだけど、僕は好きな作品だなぁ。話がシンプルであまり力んでない作りがいいです。ジブリだから大作にしなきゃ!という気負いが感じられないです。そういうとこGood。ま、監督が宮崎駿さんじゃないしね。 #eigaless than a minute ago via YoruFukurou

まあ、ホントそうなんです。すごくシンプルな作りで、しかも観ていて清々(すがすが)しい作品でした。監督が米林宏昌という人で、1973年生まれという映画監督としては若いです。インタビューを読んでみると、はじめは宮崎監督に「演出をやってみないか?」といわれて始めたみたいですね。

借りぐらしのアリエッティ インタビュー: 志田未来&米林宏昌監督、ともに初挑戦だった2人が振り返る「アリエッティ」 - 映画.com

米林:「僕がちょうどジブリの新入社員の採用試験の試験官をやっているときだったんですけど、その時に宮崎さんのアトリエに呼ばれたんです。そこで、宮崎(駿)さんと鈴木(敏夫)さんと社長が並んで座っていて、『演出をやらないか?』と言われました。でも僕自身は演出をやりたいと思ったことなんてなかったので、『エッ』って感じでしたよね。だからなんとかして断ろうと思いました(笑)

ちなみに、この米林監督、「千と千尋の神隠し」で登場した「カオナシ」のモデルになったということです(笑)。インタビューのページに、米林監督の写真も載ってますよ。

で、作品ですが、シンプルな作りに加えて声優さんがとてもキャラクターに合ってたなぁと思います。アリエッティの「志田未来」ちゃん。お父さん役の三浦友和、お母さん役の大竹しのぶ。そして、ハルさん役の樹木希林さんもすごくよかった。翔役の神木隆之介くんも貞子役の竹下景子もハマってました。後、スピラー役を藤原竜也がやっていたということも書いておきましょう。しかしスピラーはどう見てもドラゴンボールのヤジロベーみたいだったな・・。

ジブリによくある社会的なメッセージも感じられましたし、ラストではジーンときましたし、うまくまとまっている映画だと思います。ちなみに、この夏の映画で今のところおすすめ順位をつけるとしたら

トイ・ストーリー3>アリエッティ踊る大捜査線

でしょうか。しかし観たい映画盛りだくさんだなぁ。