KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【観戦記】Jリーグ第7節 大宮アルディージャ v.s. 浦和レッズ[2012]

初めてさいたまダービーを観戦してきました(Nack5スタジアム)。と言うか、ダービーというもの自体を観戦するのも初めて。そのすごい雰囲気に気分の高揚が止められませんでした。結果は、ホームの大宮が2ー0の勝利。

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2週間前に同じNack5スタジアムで、大宮対セレッソ大阪を見たのですが、やはりダービー、試合の雰囲気が全然違いました。当然と言えば当然なのですが、アウェイの人数がセレッソの時と違います。

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上の写真がセレッソの時の写真。ゴール裏の4分の1くらいがセレッソで埋まっていますが、それ以外は大宮のサポーターもいます。下の写真が、今回の浦和戦の時のもの。

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全部浦和サポーター(笑)。しかもほとんどの人がスタンディング&ジャンピングで応援するために、すごい迫力になります。そして、壮観だったのが選手入場の時。大宮も浦和も大旗などでダービーを盛り上げます。

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大宮のゴール裏。一人一人が色紙を持って、このような模様を作り出しています。私が座っていた席にも大旗が降りてきました。

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周りが全く見えなくなりますが、これはこれで楽しいです。大旗が片付けられた後、浦和のゴール裏を見るとこんな風景でした。

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浦和も大旗2枚で応戦です。そしてキックオフ前から両チームサポーターの怒号ともとれる応援が始まりました。こないだ、テレビでインテルミランの、いわゆる「ミラノダービー」を見てすごいと思いましたが、さいたまダービーも気合いが入っています。

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試合は、大宮のチョ・ヨンチョルが大活躍でした。前半8分に左サイドから得点すると、同27分のラファエルのゴールもアシスト。良いところでボールを受け取っていて、大宮のストロングポイントとなっていました。

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後半は、大宮がどん引きの守備体型で、浦和の攻撃をがんがんはじき返していました。こういう風に守備ブロックを作られると、対策としては背の高いFWを置いて、クロスでポーンと得点というのが楽だと思うのですが、浦和にはそういうFWはいません。

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浦和のシュート15本、コーナーキック15本という猛攻を見せましたが、結局決定打が出ずにそのまま2ー0で終了。大宮のGK、北野のスーパーセーブもありましたが、浦和には運もなかったかなと思います。攻め自体は悪くはなかった。神戸戦で見せたマルシオのFKも不発でしたしね。

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調べてみるとさいたまダービー(J1に限る)の成績は、この試合の結果を入れると浦和レッズの5勝4分6敗。負け越しました。ただ、さいたまダービーは浦和のホームでもう一度ありますし、ミシャ監督の戦術も今よりさらに浸透しているはず。次回は勝って欲しいです。