浦和レッズが、10月2日のACL準決勝・広州恒大戦でダイナミックプライシング制度(以降DP制度)を導入すると発表しております。
いいタイミングで試験導入してきたなーという感想です。2年前のACL準決勝・上海上港戦の時は平日ながら4万人越えでした。平日で4万人越えは、実質大入満員状態です。
公式にもある通り、決勝戦では転売が多かったようで、何度も「転売元から購入するのはやめて下さい」とアナウンスがあったのは記憶に新しいです。
(画像は人からもらったものです)
他のチームのDP制度を見てみると、満員だから価格が上がるわけではなく、その時のモメンタム(購入の勢い)で上下するようです。
マリノス戦の時に、2500円くらいのチケットが発売直後に3400円くらいまで上昇し、そのあと2700円くらいに落ち着いた、という経験があります。おそらく浦和も同様のシステムを導入するはずです。
タイミングいい理由
この試合で導入するのがタイミングいいなと思った点を幾つか。
- 僕の知り合いがそうなのですが、普段そこまでスタジアムに足を運ばない人がACLなら行く、という人が多い
- 平日に来る人は、かなりスタジアムに行く意思が強いので、高くても買おうという人がいそう
- 今年導入するのであれば、あまり成績が良くないJリーグよりもACLで試した方がDPのサンプルとしては面白い結果が出そう
今年のJリーグだと、観戦者はシーチケホルダーが多くて、DPのサンプル対象外の人が多いんですよね。ACL準決勝は、普段スタジアムに来ない人も来そうな試合なので、DPの意味合いが大きいです。
面白いのが、ホーム自由席はDP対象外であること。試験導入でネガティブな声が出そうだから、外したのかなと推測してますけど、どうでしょう。
REX TICKET有料会員は最低価格で購入できるというのもうまいと思います。今回の試験導入で、「来年からDP制度あるかもしれないから、シーチケ買っておいた方がお得」と思わせる効果もありますね。
こういう制度改革は好きです。応援しております。