KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

ダイナミックプライシング制度導入について #urawareds

浦和レッズが、10月2日のACL準決勝・広州恒大戦でダイナミックプライシング制度(以降DP制度)を導入すると発表しております。

 

 

いいタイミングで試験導入してきたなーという感想です。2年前のACL準決勝・上海上港戦の時は平日ながら4万人越えでした。平日で4万人越えは、実質大入満員状態です。

 

公式にもある通り、決勝戦では転売が多かったようで、何度も「転売元から購入するのはやめて下さい」とアナウンスがあったのは記憶に新しいです。

 

f:id:prings:20190920064851j:image

(画像は人からもらったものです)

 

他のチームのDP制度を見てみると、満員だから価格が上がるわけではなく、その時のモメンタム(購入の勢い)で上下するようです。

 

マリノス戦の時に、2500円くらいのチケットが発売直後に3400円くらいまで上昇し、そのあと2700円くらいに落ち着いた、という経験があります。おそらく浦和も同様のシステムを導入するはずです。

 

タイミングいい理由

この試合で導入するのがタイミングいいなと思った点を幾つか。

 

  1. 僕の知り合いがそうなのですが、普段そこまでスタジアムに足を運ばない人がACLなら行く、という人が多い
  2. 平日に来る人は、かなりスタジアムに行く意思が強いので、高くても買おうという人がいそう
  3. 今年導入するのであれば、あまり成績が良くないJリーグよりもACLで試した方がDPのサンプルとしては面白い結果が出そう

 

今年のJリーグだと、観戦者はシーチケホルダーが多くて、DPのサンプル対象外の人が多いんですよね。ACL準決勝は、普段スタジアムに来ない人も来そうな試合なので、DPの意味合いが大きいです。

 

面白いのが、ホーム自由席はDP対象外であること。試験導入でネガティブな声が出そうだから、外したのかなと推測してますけど、どうでしょう。

 

REX TICKET有料会員は最低価格で購入できるというのもうまいと思います。今回の試験導入で、「来年からDP制度あるかもしれないから、シーチケ買っておいた方がお得」と思わせる効果もありますね。

 

こういう制度改革は好きです。応援しております。