KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【Jリーグ2019】第21節・浦和vs名古屋は、山中に感服しました。 #urawareds

5月の名古屋アウェイの時は、ブリーラム での試合を終えて、埼玉に帰り、間髪入れずに名古屋に移動だったので、めちゃくちゃしんどかった記憶があります。この時は、選手の動きも悪く、2-0で敗退。ボールもがっつり支配されて、ちんちんにやられた記憶があります。

 

さて、その名古屋を埼スタに迎えての2戦目。

 

 

開始早々に前田にサイドを切り裂かれ、グラウンダーのクロスに和泉が合わせて得点。前田は、1G1Aで勝っていればMVPの働きでした。

 

たまたまなのか、水曜日の鹿島戦も試合開始直後にあわや失点かというシーンがあり、試合後のコメントでは、大槻監督も懸念している模様。

 

もう一度、ちょっと見直してからだと思っていますけど、現時点で、ここに来るまでの間に考えたことは、鹿島(アントラーズ)との試合でも、開始1分でコーナーキックから失点してもおかしくないシーンがありました。同じようなシーンが続いて、今回は失点したということで、我々には隙があったり、入りのところ、もしかしたらゲームの前のウオーミングアップを含めて、もう少し考えなければいけないのかなというところを感じています。浦和レッドダイヤモンズ公式サイト

 

浦和がボールを握る展開

名古屋は、早々に2得点したからか、なぜか浦和がボールを持って攻める展開に。名古屋って、別に勝ってても負けててもボールは握るチームだと思うのですが、なぜあんなに浦和がボール持てたのかはわかりません。

 

ただ、中盤でのボール奪取は浦和はめちゃくちゃ寄せが早くて良かったです。ファブリシオが、前の方からボールを追っかけてくれるので、名古屋ものんびりとビルドアップ出来てなさそうでした。

 

山中亮輔

震えたのは、山中です。

 

思い返せば、FC東京の劇的な森脇ゴール、セレッソ戦の同点弾へのアシスト、鹿島戦の同点アシストは全て山中様のおかげです。あの左足は、いったいどんな構造になっているのか。

 

それだけ印象的な仕事をしているからか、今日は名古屋は5バックで、和泉がほぼ山中をマンマークという状態でした。浦和としては、鹿島戦の時のようにサイドチェンジで山中にボールを渡すことを考えていたはずなのですが、それすらもさせない和泉の密着具合。

 

風間監督からは「山中には絶対フリーで上げさせるなよ」という指示があったんじゃないかと推測できます。私の記憶が確かであれば、綺麗にクロスを上げられたのは、あの得点した1回だけじゃないでしょうか。

 

震えるのは、その1回で決めてしまうクロスの精度です。これは、去年の浦和にはなかった光景だなぁと、山中みたいな左SBは本当にすごいなーと感心した次第です。

 

惜しむらくは、山中が起用されるのはいつも負けている状況であることです。そのうち、先発起用でフル出場して、勝ち点3を取るところを見たいです。

 

一番最後の、シュートを外してばったり倒れ込んで悔しがっていたのは、好感度高かったです。ま、サポーターとしても決めてくれたら嬉しいところでしたけどね。

 

関根貴大

なんだかんだ、この夏は関根の補強だけに終わりそうな浦和ですが、もうこの補強は最強というか、えげつないサイド攻撃を見せてくれてます。

 

浦和の1点目も、アシストした武藤にパスを出したのは、関根です。なぜWBの選手があんなボックス内のど真ん中にいるのでしょう。

 

そして、2点目を決めたのも関根です。後半は、相馬のスピードに少々手を焼いていましたが、それでも先輩の貫禄を見せつけ、決定的な突破は許しませんでした。

 

堀監督、オリヴェイラ監督の時には、WBの選手はあまり前に出ない印象でしたが、大槻監督になってからは、結構自由を与えられていそうです。

 

勝てなかったですけど、負けなくて良かったです。さて、次は札幌。楽しみにしております。

 

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