Allez Urawa

1975年生まれ。浦和レッズのことを多めに書いています。その他のこともちょこちょこと。

Jリーグ第5節、vsFC東京戦は森脇の劇的ゴールで勝ち点1を拾う。 #urawareds

今日は応援した甲斐がありました。首位FC東京に先制されながらも、諦めない森脇の劇的ゴールで勝ち点1を拾いました。同じ同点でも東京側からするとスルリと勝ち点3が逃げていったような格好です。



ハイライト動画こちらから。




印象としては、浦和は結構攻めていたなと。主に、右サイドの一番外側と一つ内側のレーンで崩そうと試みていました。つまり、森脇、武藤、長澤のラインです。これにエヴェルトンがフォローする形でした。


カウンターを食らいにくい崩し

ミシャが、中央ど真ん中をフリックで3人目がオートマチックにゴール前に抜け出るのとは対称的です。サイドできちんと崩してクロスを上げる。そんなパターンが多かったですね。オリヴェイラ監督のサッカーがカウンターを食らいにくいのは、中央でボールを奪われるからではなく、サイドで崩しているところでボールを奪われるので、そこまで悪い失い方をしないからです。

試合後の質疑で、「ポゼッション高かったが、そこまで危険なエリアに入れてなかったのでは?」という質問を監督が受けていました。まあ、浦和としては今シーズン初出場の選手が二人いて、相手が長谷川監督と言うことであれば、最後の危険なところで仕事させてくれないのは、当然と言えば当然のような気もします。

最後の、山中の値千金のアシストも、興梠と杉本にはぴったりとマークに付かれていましたから、守備の意識が相当高いです。


漢・森脇がゴール前にいる凄さ

1点負けていて、残り時間はあと数分(=アディショナルタイム)。長谷川監督の鉄壁の守備。とすると、あとは攻撃の枚数を増やすしかありません。ゴール前に厚みを作るしかありません。リスクを取らなければいけないのです。



そこで気の利いた森脇のエリアへの侵入。この、もうベテランの域に入ってきた32歳のサイドバックの選手は勝利への意識が高いです。どうすれば同点にできるか。そこと残り時間を考えて表現されたのが、サイドバックがあのゴール前に出てくるという大胆さです。

エヴェルトンから山中へボールが配球され、山中はおそらく興梠と杉本の位置を確認したでしょう。きっちり二人にはマークが付いている(単純にクロスを上げても跳ね返される)。それを一瞬で判断した山中は、怒濤のように中央に走り込んでくる森脇に気付きます。

「おっさん、来てるやーん!」と思った山中は、グラウンダーのクロスを興梠と杉本の背後に出しました。ドンピシャのタイミングで入ってくる森脇。試合後のコメントで「吹かさないようだけ気をつけた」というシュートはキレイにゴール隅に決まりました。

森脇の場合、右足でも左足でもクオリティの高いキックができるのが強みです。このゴールも利き足ではない左足ですが、非常にコントールされたシュートになりました。いやいや、素晴らしいゴールでした。


形になってきた4バック

昨シーズンのルヴァンカップ甲府戦ぶりの4バックでしたが、徐々に熟成されてきているようです。

キャンプのときは武藤と青木がいませんでした。また、プレシーズンのときは(杉本)健勇、山中、(汰木)康也、エヴェルトンのことをまだよく知りませんでした。変化を加えるためにはまず、私が手元に持っている素材をより良く知ろうとしました。そして今までの戦い方を見ると、点を取るにはアグレッシブさが少し足りないというふうに感じていました。

引用元:オズワルド オリヴェイラ監督 FC東京戦試合後会見|URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE


上のコメントは、なぜこのタイミングで4バックを試したのか、という質問に対しての監督の回答です。新戦力のメンバーをいろいろ確認した上で、4バックにしてみたと言うことでした。3バックと違うのは、中盤の人数を一人増やせる、というのが監督の考え方です。

悪くなかったです。相手も同じシステムで守備もやりやすかったですし、確かに中盤も一人選手が増やせるので、セカンドボールの回収などもできていました。続けて見てみたいシステムです。

よくぞ勝ち点1を拾った。と次節に希望が持てる結果でございました。いやぁ、オリヴェイラ監督、本当に長い目でじっくりとチームを作ってきますね。面白いです。