KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

日本対ベトナム🇻🇳を見た感想。 #daihyo

アジアカップ、日本対ベトナムをテレビで観戦しました。

 

 

森保監督らしい、実に堅実な試合運びでした。前半にベトナム🇻🇳の5バックを崩せず、後半何かいじるかと思いましたが、特段大きな変更点もなく後半も進行しました。

 

 

トルクメニスタン🇹🇲戦と違って、変更なく後半に入りました。おそらく日本のハーフタイムでの指示は、「このまま攻めていれば、どこかでこじ開けられるから、それまで粘り強く頑張れ」だったと思います。

 

前半と違ったのは、DFラインの裏を狙いすぎてパスがオーバーし、相手のゴールキックになる、というシーンが減ったことです。明らかに後半はこのミスが少なかったです。

 

VAR

大活躍したのは、この準々決勝から導入されたVARです。前半の吉田の得点はこれで無効にされ、そして後半の堂安のPKはこれのおかげでゲットできました。

 

この大会の場合、アブダビで一元管理していると実況では言っていました(ちなみにNHK BS1)。

 

この試合の審判団は、UAEのセットで、吉田のバンドにしても、堂安のPKにしても、なかなか難しい判定でした。私がフォローしているサッカー記者でも下のようなつぶやきをしていますし、解説の山本昌邦さんも吉田のバンドについては、ジャッジ前に「流石にあれは故意じゃないですし、ハンドじゃないでしょう」というようなことを述べていました。

 

 

世界的に、ハンドにはより厳しくなっているのかもしれません。

 

強かったベトナム🇻🇳

5-4-1で守り、ボールホルダーへの寄せが非常に早く、モチベーションの高さと組織だった守備力が光る相手でした。

 

以前に水戸に在籍したグエン・コン・フオンは、最後のシュートの精度こそ欠けていたものの、非常に危険なドリブルを仕掛けてくる選手でカウンターの起点にもなっていました。

 

組織だった守備と、このグエンの攻撃がかみ合っていて、日本の連携ミスも誘発していました。日本よりも多い応援団で、サッカー熱の高さが伺えました。

 

ポイチさんらしい

明らかに森保監督が率いていたサンフレッチェ広島を想起させる、渋い内容での勝ち方です。失点は最小限に抑え、諦めずに泥臭く得点する。

 

なんせ守備がしっかりしているのが素晴らしいです。冨安も堂々とプレーしていて、気持ちが良い。次のイラン戦、非常に強い相手にどこまでやれるか楽しみです。