KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

日本対トルクメニスタンの感想

久しぶりの日本代表の公式戦。アジアカップですね。ベスト4は確実に行ってほしくて、やはり優勝して欲しいと思いながら観戦しております。GLの初戦は、トルクメニスタンでした。言い間違えそうになる国名ですね、トルクメニスタン。


久しぶりに河童さんがTweetしておりました。後半、やたらと原口が左サイドでボールを受け、そのままドリブルで切り込むことができたのは、長友が前半ほど上がらなかったから、と言うわけですね。

それだけじゃなくて、もちろん日本の他の中盤の選手を右に寄せておいて、トルクメニスタンの選手を全体的にそちらに意識を向けさせて、大きく左にサイドチェンジする、というのも効果的でした。

バスケで良く使われる戦術で、アイソレーションと言います(バスケでは)。あえて、一人だけ孤立させて1対1を作り、仕掛けていきます。前半だけで言うと、日本は中央突破ばかり狙っていたので、サイドでアイソレーションを作り、そこから崩そうという戦術に変えたのです。

長友が上がると、自然とトルクメニスタンの選手も原口のサイドに寄ってくるので、あえて後半は上がらないようにしたのですね。で、そのサイドからキレイに崩すことができました。チーム全体の戦術もありますけど、原口のドリブル力もこの戦術になくてはならない要素です。

見事に引いた相手を崩した日本。2失点は頂けませんが、とにかく勝ち点3を取れたのは良かったです。次は中3日でオマーン戦です。22:30キックオフ。