KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【TED】How to get empowered, not overpowered, by AI

ちょっと前に紹介した「TEDICT」を朝の通勤時間に続けております。1つのプレゼンテーション終えるのに、めちゃめちゃ時間かかります。

 

 

以前に書いたTEDICTの記事はこちら。

 

 

どれくらい時間がかかるかというと、今回の題材が約17分のプレゼンテーションなのですが、13日間かかりました。だいたい1日30分くらいですから、6時間半くらいかかってます(笑)。

 

話している英語を聞いて、それに該当する単語を選択する方式です。少しずつ耳が慣れて来たかなという気がしています。

 

AIについての話

今回の題材が、AIについてでした。かなり面白かったので、この話者は誰だと調べてみたらアメリカのMITの先生でした。スウェーデン出身の物理学者です。

 

 

かなり賢い人物っぽくて、専門は物理学ですが、このTEDではAIについて話をしています。英語はすごく聞き取りにくかったです。ofとか、ifがほとんど聞き取れないです。

 

専門が宇宙物理学だからか、AIの話なのに、始めに宇宙に関連付けた話が出てきます。なんだかでかい話だなぁと思って聞いていると、だんだんAIの話になります。

 

アルファGO

この話では、3000年の歴史のある囲碁というゲームに対して、グーグルのアルファGOは、自分の中だけで対戦を繰り返し、ついには人間に勝つまでになったという例が出てきます。

 

そして、AIの研究者ではここ数十年で、汎用のAI(AGI)が出来て、あらゆるタスクで人間よりも優れた知能レベルで対応できるようになると言われています。

 

今はヨチヨチ歩きのAIですが、アルファGOのように自己学習できるため、発展が凄まじく早いというわけですね。

 

AIとどう付き合うか

ここでは、非常に賢くなったAGIとどう付き合っていくか、という話に展開していきます。まず、如何にAGIを育てるか、という話になります。

 

アポロ11号を打ち上げる前に、人は様々なトラブルを事前に予測し、それに対して手を打ちました。つまり、アポロ計画は一回で成功させる必要があったわけです。仮想の失敗はいくらしても良いですが、実際の失敗は、アポロ計画ではあってはならなかったわけです。

 

AIもそれと同じということです。作ってから、失敗させて学んでいこうという発想ではなく、事前にあらゆるトラブルを想定して作っていこうという考えです。

 

書いていくと非常に長くなるため、気になる人は17分ほどかけて話を聞いてみてください。単純にAIすげーってよりも、AIのある生活を人間はどのように迎えれば良いのか、それを考えさせてくれる、面白い話となっています。