KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

中東に来てみてわかること

日本にいると、中東の情報なんてかなり限られています。テレビなど、受け身で情報を得ている限りは、中東というのは、戦争ばかりしている地域のように思えます。

 

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 写真は、UAEのヘリテージビレッジ。

 

今回、サウジアラビアUAEの2カ国に来てみて感じたことがありました。それは、サウジアラビアUAEは同じ中東ですが、性格が違うということです。

 

サウジアラビアは、国の歴史を大事にし、メッカがあることもあってか、宗教にはより厳しい、規律のある接し方を求めます。アバヤの着用もかなり求めてきます。ただ、街にいる人々はとても温和で、人懐こいです。

 

翻ってUAE。1971年にイギリスから独立した国で、石油によって急拡大した歴史があります。砂漠と海の中にそびえ立つ高層ビルのそれは、新興国であることを印象付けます。アバヤの着用はそれほど厳しくなく、モスク以外ではそれほど厳しく求めてしません。街にいる人は、少しビジネスチックで、サラッとしています。

 

わずか4日間の旅行だけですが、これだけ感じることが出来ました。

 

中東というと地域の紛争を思い浮かべるかもしれませんが、あれは本当に特定された地域だけで、ほとんどの地域、少なくともサウジアラビアUAEはとても平和で治安もいいです。

 

欧米は、先進国だから、中国や東アジアは近いから、という理由でよく情報が入って来ますが、中東は自分で積極的に調べないとなかなかわからない部分が多いです。

 

逆にサウジアラビアの人に聞くと、一般的に日本人のことをとても尊敬しているという話を聞きました。サッカーのレベルも高く、今回浦和と試合をした、アルヒラルのクオリティはかなり高いです。

 

実際に足を運ぶことは本当に大事だと、今回の旅行で改めて感じました。引き続き、中東のことを今後も調べてみます。