KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

Facebookの投稿が年配の人ばかりになってきた

今に始まったことではないと思うんだけど、Facebookの投稿を見ると40代以上の年配が増えてきたように思う。逆に以前までよくあった若者の「どこどこで飲んでます。」とか「手作り料理、うまーい!」というのは少なくなってきたように思う。

でも「いいね」押している人なんかを見ると、割と若者も見ているような気がする。そこで、ふと思ったんだけど、Facebookに投稿する年配の人って、長文で、勉強になることを書いている人が多いことから、いわゆる社会的に成功している人がよく書いていることが多い。そういう人は仕事のことを掲載していることも多いのだ。

で、若い人もそういう成功した人とはつながりを持ちたいし、少しでも勉強できれば良いなと思っているので、「いいね」は押しているのだ。ちなみにここで言う若い人というのは、大学生以下よりも、少し社会経験をして2〜3年の人たちをイメージしている。社会人になって、人のつながりが大事だと言うことに気づき、そして勉強に励んでいる若者、と言うイメージだ。最近の大学生はFacebookはあまり自分からはやらないという話を聞いたことがある。

書いている年配の人も、ブログよりFacebookの方が反応がわかりやすいし、そういう人はとりあえずの友達も合わせるとずいぶんな友人数になるので(だいたい1000人以上)、その1割が「いいね」を押しても100人を超えるのだ。これはおそらく書いている方も嬉しくなってくるんじゃないかと思う。そうするとますます年配の人の投稿が増えてくる。というスパイラルになっているんじゃないかと思っている。

おつきあいの「いいね」を押すのは面倒くさくなっているけども、年配の人の話はそれなりに勉強になるし、自分がいいねを押さなくても他の多くが押しているので、それほど気にしなくてもいい。

個人的にFacebookの便利なところはグループ機能だ。やはり同じ思想、趣味を持っている人が意見を出し合う場は深いところ、気が利くところまで考えが至っていて読んでいて面白い。その筋の専門家が発言しているのも勉強になる。そう思っていると、日経が面白いことをやっていることを知った。

今日の日経からのメールで知ったのだが、「ソーシャルパネル By NIKKEI」というのをFacebook上でやっている。今年の4月から始まったサービスで、専門家の議論を公開して、それに一般人がコメントするという形のようだ。さっそくアクセスして参加申請をしたところ、すぐに承諾された。現在2500名ほどで成り立っているようだ。

個人的にはFacebookよりもTwitter派なのだが、こういうグループ機能はとてもありがたい。議論に参加してみようと思う。Facebookが年配の人ばかりになってきたと書いたが、識者の議論には大いに参加してみたい。選挙も18歳以上から参加可能になってきたので、是非とも若者にも議論に乗っかってもらいたいものだ(しかし僕が18歳の時なんて政治にも経済にも興味なかったから、無理にとは言わない)。