KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

トイレットペーパーの飛ぶスタジアム。

ヨーロッパを巡るサッカー観戦の旅も終盤になってきました。今回のツアーを締めくくる試合として、リーガ・エスパニョーラを選びました。

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カードは、中村俊輔もプレーしたことがあるRCDエスパニョールヨーロッパリーグで絶賛勝ち抜き中のセビージャです。エスパニョールのホーム試合で、場所はバルセロナの隣町、コルネヤ市にあります。メッシのいるFCバルセロナとエスパニョールは、ダービー戦となり、かなり熱い戦いになるようです。

この試合を選んだのは、ちょうどこの時期にバルセロナレアル・マドリードもホームで試合がなく、どうしようかなぁとリーガの日程表を見ていたら、このカードを発見しました。

  1. 場所がバルセロナで観光も一緒に出来ること
  2. ガンバ大阪の新しいスタジアムは、このエスパニョールを見本にしているそうで、実際に見てみたかった
  3. 中村俊輔が所属していた
と言うような理由で観戦することにしました。チケットは公式サイトでサクッと取れました。観戦時の順位はエスパニョールが15位、セビージャが7位。

16時キックオフで、2時間ちょっと前には到着しました。スタジアムをぐるっと回って、公式ショップに入り、ミュンヘンにいる友人のお土産にマグカップやクッキーを買おうとしました。

すると、店員さんから「マグカップは試合の途中でピッチに投げ込む人がいて危ないから、試合前に買うと、スタジアムに持って入れないわよ?」と言われました。そんな人がいるんだ(笑)。

マグカップは試合後に買うことにして、スタジアムに入りました。だいたい1時間くらい前に開門でしたね。

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写真は、スタジアムの入口に飾ってあるイニエスタの写真。南アフリカW杯の時のもの。なぜこれが飾ってあるのかは、また別のエントリーにします。

満員ではないものの、7〜8割埋まっていて、15位ながらも熱いサポーターに支えられていることが伝わってきます。バルセロナには、エスパニョールがあるんだぞと言わんばかりです。

試合は、1-0でエスパニョールの勝利。サポーター大喜びです。攻撃時のミスが多かったですが、お互い守備がきちんとしているなと感じました。

ところで、タイトルのトイレットペーパーの件ですが、マグカップの購入を止められた理由がわかりました。試合中にトイレットペーパーが時々観客席から投げられるのです(ピッチには届いていない)。

何か投げなきゃ気が済まないのか、試合中に何度も見ました。でも確かに当たっても痛くないし、ヒラヒラと飛んでいくのでなかなか面白い光景でした。アトレティコの時はそんな光景はなかったので、エスパニョール独自の文化かもしれません(笑)。