KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

ドイツでは小学校4年生で大学に行く人とそうでない人が決まるそうな。

ミュンヘンに13年住んでいて、8歳の娘がいる友人から興味深い話を聞きました。ドイツの教育制度についてです。日本人は、今では大学に進学する人が9割ほどいるわけですが、ドイツは3割ほどしか大学に進学しないそうです。

f:id:prings:20160429205648j:image

写真はデュッセルドルフの中央駅。

どういう仕組みになっているかというと、5年生に上がるときに、それまでの成績で進学コースとそうでないクラスに子供たちが振り分けられるそうで、ここでそれからの人生がけっこう決まってしまうそうです(汗)。

友人は憤慨しておりました。5年生以降でも学力が伸びていく子供もいるじゃない、と。なぜ5年生で振り分けられるのか、理由は定かではありませんが、ドイツの教育制度はそうなっているそうです。

それよりあとになると全く進学コースに行けないかというと、必ずしもそうではないようですが、かなりレアなケースだそうです。いやぁ、びっくりです。