KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

村井チェアマンの改革が楽しみ

4月2日のFoot x Brain、BSスカパーでやっているJリーグラボで立て続けに村井チェアマンの話を聞きました。2つの番組で言っていることは同じで、ビジネス出身のチェアマンらしく、理論的にJリーグの発展を考えていると思いました。Foot x Brainでは、Jリーグが過去最高の収益だったと公表しています。


チーム数が増えているので、絶対数も増えているのですが、平均入場者数も去年、一昨年よりも多くなっています。チャンピオンシップの収益も入っているのでしょうね。


この1000億円はどれくらいのポジションかというと、


比較するのが、ブンデスリーガというのが目標高いなと感じるところです。ドルトムントなんか、平均入場者数が世界でもトップ3に入るんじゃないでしょうか。8万人のスタジアムがほぼ毎回満員ですもんね・・。

Foot x Brainでは、この他にもベルギー代表がどうしてあのような成長できたのか分析して、フットパスという評価システムをJリーグも導入したとか、日本の場合、高校生まではサッカー大会がたくさんあるのに、プロとしてJリーガーになると途端に出場試合数が減ってしまう部分を変えなければいけないとか、後者は原博実さんが主張していました。

数字を見ると村井さんが就任してから収益も伸びていますし、ビジネス感覚を持った人をどんどん育てていこうという姿勢も感じます。さらに続けてもらって、楽しいスタジアムになるように育てて欲しいですね。

ただ、個人的には既存のサポーターがチケット取りにくくて困るという現象は避けて欲しい(これは嬉しい悲鳴なのでしょうが)・・。