KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

【浦和レッズ】対ブリスベンロアーズ(ACL2戦目)

浦和レッズの公式戦としては、今年3戦目、埼玉スタジアムでは初めての試合でした。1試合目のACL水原三星戦は先制しながら逆転負け、2戦目の富士ゼロックススーパーカップはガンバに完敗という流れからの昨日の試合でした。

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今年初めてのホーム公式戦ということもあり、サポーターはテンションを上げて応援、「赤き血のイレブン」で選手をお出迎えしました。しかし、前半3分、いきなりブリスベンボレロへパスに右サイドから決められます。

守備のチェックが甘いと言えばそうかもしれないけど、非常に狭いゾーンを狙ってのシュートで、うまいなと思いました。浦和にはこの1点が非常に重くのしかかります。ブリスベンのシステムは4-3-3で、アウェイながら割と前からプレスに来ていました。浦和はGKの西川にバックパスをすることが多く、前に行く意識が弱く見えました。

後半の頭から、加賀→梅崎、ズラタン→石原と交代して形勢逆転を図りました。で、これがいい交代で、かなり浦和としてはいい流れに来ていました。このままいけば得点できそうだなと。

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しかし、後半6分、ちょっとしたミスから那須がボールロストしてしまい、相手をつかんで一発レッド。ここからまたブリスベンのペースになってしまいました。ブリスベンは浦和のことを研究していたのか、スーパーカップのガンバと同じように、中央をがしっと閉めて、サイドに振らせてクロスを「上げさせる」という作戦でした。

浦和はこの対策を取られるとかなり弱い。なぜか中央の連携(興梠、柏木、ズラタンなど)が去年より悪くなっている気がします。全然中央で崩せる雰囲気ではありません。サイドが開いているので梅崎や宇賀神、槙野が突破を図りますが、ブリスベンの選手もそこは心得ていて、サイドがボールを持つと一人寄ってきて、外へ外へと追い出します。

李が途中から入ってきて少し活性化しましたが、浦和は中央の連携を強化して、閉められてもこじ開けるような強さがないと相手からすると守りやすい攻撃になっていると感じました。まずは中央ですね。新しい選手が早くフィットしてくれるといいなと願っております。観客は1万3千人ほどでした。試合の終わったあとはすごいブーイングでしたね・・。

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