KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

投資に万能な方法はありません。

日経電子版に「迷いなきコツコツ投資 それでも損することはある :投資賢者の心理学 :やさしい投資 :マネー :日本経済新聞」という記事が掲載されていました。大江英樹さんが書いているもので、僕もこの方のセミナーを聞きに行ったことがあります。

初心者でも始めやすい代表的な投資法が、株式や投資信託を毎月決まった額ずつコツコツ買い続ける「ドルコスト平均法」です。価格が高いときには少ししか買えず、安いときにたくさん買えるため有利で、長期で資産形成をするには最もいいやり方だといわれています。しかし、そうとも言えない面もあるのです。
迷いなきコツコツ投資 それでも損することはある :投資賢者の心理学 :やさしい投資 :マネー :日本経済新聞


大江さんのセミナーでは、投資家には大きく分けて3種類いて、

に区分されると話されていました。それぞれの詳細は省きますが、サラリーマンに向いているのは、あまり投資の知識を必要とせず、日々の株価に一喜一憂しない「インデックス投資」が向いていると言われています。

インデックス投資家は、別名「コツコツ投資家」と呼ばれ、毎月同じ額だけの金額を、日経平均などの指数に連動する投資信託の購入に充てる人のことを主に指します。最近、この分野の人たちが注目されていて、インデックス投資が素晴らしいというような話がある中で、大江さんの記事です。「インデックス投資は万能ではない。」、と。これには、インデックス投資家で有名な水瀬さんもTwitterで認めています。



インデックス投資は、下げ相場で買うと大きな収益を上げますが、今のような上げ相場で行うと、一括で投信を購入するよりもリターンが小さくなります。大江さんの記事ではそういうことを指摘しています。

投資に万能なタイプはない、という記事ですね。勉強になります。