KH Chronicle

1975年生まれ。サッカーのことを多めに書いています。医療と経済にも興味があります。

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【Book】映画を早送りで観る人たち

「映画を早送りで観る人たち」を読了。動画配信サービスで映画やドラマを倍速視聴する若者に興味を示し、いろいろな視点からこのテーマを論じた、面白い本でした。 映画やドラマを倍速で視聴する若者に焦点を当てた本 筆者の稲田さんは1974年生まれで、自分…

小説を読む時にさっさと結末を読む母。

今、「映画を早送りで観る人たち」という本を読んでいます。 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ (光文社新書)作者:稲田 豊史光文社Amazon この中で、映画だけじゃなくて小説や漫画など、先に結末を知ってからもう…

【Book】「現代思想入門」を読了

2023年の新書大賞に輝いた「現代思想入門」を読了しました。読了したと言うか、後半はなかなか難解な文章だったので、理解せずに読み進めた部分が多かったです。作者は千葉雅也さん。1977年生まれですから私と2歳違い。ほぼ同世代です。東大を卒業していて、…

M-1の題材にしたノンフィクション「笑い神」面白かったです。

ちょっと前に落合監督の「嫌われた監督」という本を読んだのですよ。 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか (文春e-book)作者:鈴木 忠平文藝春秋Amazon これがとても面白かったのです。で、タイムリーにTwitterで以下のようなつぶやきも見ました。 M…

漫才のボケとかオチって英語で何というのか。

Bizmatesで、今読んでいる本は何だと聞かれた時に以下の本を読んでいると答えました。 笑い神 M-1、その純情と狂気 (文春e-book)作者:中村 計文藝春秋Amazon M-1について、ノンフィクション作家の中村計さんが書かれています。むちゃむちゃ面白いのが、Bizma…

ウルグアイのサッカーヒストリーを描いた「From Beauty to Duty」の英語訳を始める。

ちょっと前に、「英語の読み方」という本を読んだのです。この本、最初の方に自分の読解レベルを知ることができる、ちょっとしたテストのようなものがあります。そこで私が知ったことは、「圧倒的にボキャブラリが少ない」と言うことでした。 英語の読み方 …

「嫌われた監督」の第2章、森野将彦のパートはぜひ読んでほしい。

浦和パルコの紀伊國屋で「嫌われた監督」が平積みになっていて、売れていることを知りました。読者の評判がすこぶる良い本だそうで、私も読み進めています。 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか (文春e-book)作者:鈴木 忠平文藝春秋Amazon 作者は…

【Book】さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

人に勧められて、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0」を購入しました。この本は読むと言うよりも、付属しているライセンスコードからWebサイトにアクセスして自分の強みを知る、という目的が強い本です。 さあ、才能(じ…

本しゃぶりさんで紹介されていた資産形成の本について。

「本しゃぶり」というブログをたまに読んでいます。たくさん本を読んでいる方が、本の感想などを書いているブログです。今回、資産形成に関する本が紹介されていたので、いつもよりしっかり目に読んでみました。 honeshabri.hatenablog.com 3冊紹介されてい…

【Book】ゆるいタスク管理術

Kindle Unlimitedで見つけた「ゆるいタスク管理術」という電子書籍を読みました。 「ゆるいタスク管理術」とは?~タスク管理が苦手な僕らの幸せのために~作者:ヨシダAmazon 最近、仕事がてんこ盛りで、もうタスク管理し切れていない自分がおります。それで…

佐々木俊尚さんの「読む力 最新スキル大全」を読んでみた。

佐々木俊尚さんの本を読んでみました。 現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!作者:佐々木 俊尚東洋経済新報社Amazon 佐々木さんの有名なTwitterアカウントはこちら。 twitter.…

【Book】キネマの神様

映画を見ようと思っていたんだけど、都合がつかず、原作を読むことにした。面白くて3日ほどで読んでしまった。 キネマの神様 (文春文庫)作者:原田 マハ文藝春秋Amazon この映画、志村けんの遺作になりそうだったんですよね。しかし途中で亡くなられたので代…

【Book】空腹こそ最強のクスリ

どうもご無沙汰しておりました。ここ1週間体調を崩しており、何もやる気が起きませんでした(笑)。浦和レッズの試合は欠かさず見ておりましたけども。 「空腹」こそ最強のクスリ作者:青木 厚アスコムAmazon 今日は本の紹介です。ダイエットに関する本です。…

サッカーの監督もそうだけど、どうすればチームで孤立しないように振る舞えるか。

サッカーを見始めてずっと思っていることがあって、それはサッカーの監督は孤独だな、ということです。ミシャが浦和レッズを指揮している時はチームの雰囲気は抜群に良かったようですが、しかしやはり選手と監督には一定の距離はありました。その距離は保た…

【Book】不機嫌な妻・無関心な夫

武蔵浦和の須原屋さんで「不機嫌な妻・無関心な夫」という本を見つけて面白そうだったので買ってみました。 不機嫌な妻 無関心な夫うまくいっている夫婦の話し方【気を付けるべきポイントがわかる!特設ページ付き!】 (Discover Next D)作者:五百田達成ディ…

Netflixでは、普通の社員が社長にフィードバックするそうだ・・。すげー社風だな。

「NO RULES」という本を読んでいます。NetflixのCEOとフランスの大学教授が共著で出版した本です。 NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX (日本経済新聞出版)作者:リード・ヘイスティングス,エリン・メイヤー発売日: 2020/10/22メディア:…

【Book】52ヘルツのクジラたち

2021年の本屋大賞に選ばれた「52ヘルツのクジラたち」という小説を読んでみました。泣きましたねぇ。良い物語でした。 52ヘルツのクジラたち作者:町田そのこ発売日: 2020/04/21メディア: Kindle版 家庭に問題のある20代の女性が主人公です。ふらっと宮崎の港…

空飛ぶ車が超えなければいけない3つの壁

NewsPicks Publishingから出ている「2030年 すべてが加速する世界に備えよ」という本を読んでいます。400ページちょっとで、文字も小さいのでかなりボリュームのある本です。 2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ (NewsPicksパブリッシング)作者:ピー…

今週の週刊東洋経済で「未来を知る」ための読書案内をテーマにしています

さてGWです。私はカレンダー通りに働く予定ですが、それでもいつもよりもずいぶん休みが多くなります。本屋さんに行ったところ、週刊東洋経済でタイムリーな特集をやっていることを知りました。 週刊東洋経済 2021年5/1-5/8合併号 [雑誌](「未来を知る」ため…

【Book】noteではじめる新しいアウトプットの教室

ネタフルのコグレさんが共著でこの本を出版されているのは知っていました。ただ私のプラットフォームははてなブログなので、読まなくて良いかなと思っていたのです。しかし、武蔵浦和の須原屋さん(駅ナカの方)で売っていてパラパラめくっていたところ、「…

【Book】推し、燃ゆ

芥川賞受賞作の「推し、燃ゆ」を読了しました。 推し、燃ゆ作者:宇佐見りん発売日: 2020/09/10メディア: Kindle版 純文学です。純粋に文章を楽しむための純文学です。なんでしょうか、35歳くらいを超えてこういう純文学を読む経験というのは、特に男の場合は…

【Book】英語独習法(今井むつみ著)

「英語独習法」という本を読んでみました。慶応大学の教授が書いている本です。 英語独習法 (岩波新書)作者:今井 むつみ発売日: 2021/02/25メディア: Kindle版 finalventさんのブログで紹介されていて、面白そうだったので買いました。 finalvent.cocolog-ni…

村上春樹の長編小説が、電子化決定!マジ嬉しい、ありがとう新潮社さん!

昨日、新潮社からメールが来て、村上春樹の長編小説が電子化されるという嬉しいお知らせがありました。 村上春樹の長編小説が電子化! さて今月、これまで電子化されていなかった新潮社から刊行されている村上さんの小説全点を電子化します。今回配信される…

私の本の買い方(Kindleと本屋さんハイブリッド)

武蔵浦和には、須原屋という大きめの本屋さんがあります。駅ナカに小さい店舗が一つ、駅の近くに大きな店舗が一つです。武蔵浦和という街は、都内に働きに行く人が多いと思うので、けっこうビジネスマンが多いです。それを反映してか、駅ナカの須原屋さんは…

【Book】論語と算盤(渋沢栄一の口述書)

渋沢栄一さんの「論語と算盤」を読了しました。前々から読みたいと思っていましたが、やっと読めたという感じです。渋沢栄一さんについては、「はじめに」で出てくる紹介文がわかりやすいです。 会社に出勤するため、いつも通りJRに乗って日経新聞をひらい…

【Book】脳と気持ちの整理術(築山 節)

Facebookの「おすすめの本」というグループに所属していて(1.9万人のコミュニティ)、その中で紹介されていた掲題の本が面白そうだったので購入してみました。もうAmazonで新品では売ってなくて、中古で199円でした。すごくキレイな中古本だったので、これ…

最近は、英語の勉強をして日銀の本を読んでいます。

最近、ブログを更新せずに英語の勉強とボリュームのある本を読んでいます。英語については、ラジオ英会話を行き帰りの電車で聴き、合間に本を読むというルーティンです。 ラジオ英会話は前から聴いていたのですが、最近は時間数を増やして、同じレッスンを2…

【book】疲れない脳をつくる生活習慣―働く人のためのマインドフルネス講座

この本、昔一回読んだことがあって、それを忘れてもう一回読んでみたら割とよかったという感想です。 疲れない脳をつくる生活習慣―働く人のためのマインドフルネス講座posted with amazlet at 20.02.04石川善樹 プレジデント社 売り上げランキング: 84,441Am…

【Book】90秒にかけた男

ジャパネットたかたの元社長、高田明さんの本「90秒にかけた男」を読了しました。新書サイズでさくっと読めます。 90秒にかけた男posted with amazlet at 20.01.13日本経済新聞出版社 (2017-11-21)売り上げランキング: 48,771Amazon.co.jpで詳細を見る 以前…

【book】日本国記

百田尚樹さんの日本通史、「日本国記」を読了しました。この大阪のおじさん、普段の人柄と本の内容のギャップが大きくて、まずそこに驚きます。 日本国紀 posted with amazlet at 19.09.11 百田 尚樹 幻冬舎 (2018-11-12)売り上げランキング: 158 Amazon.co.…